娘のハイスクールの調理実習は毎週木曜日にある。
入学した去年の9月頃は、来週に必要持参の食材を児童のメールに送信していたが、最近は良くて2日前の夜、最近は前日か前夜が多い。

先々週、再び前夜になり「明日はバター250g、ラード100g、薄力粉200g」ときた。
私はラードは日頃から買い置きしておらず、そもそも前日夜8時になって送ってくる準備能力の無さに呆れ腹が立ち、娘に何を作るか聞いたら「パイ生地」だと言うし、ならばバターだけでいけると本人に説明し、それを持たせた。

案の定、調理実習にラードを持参した児童は4人だけ。
しかし準備能力の無い自分を反省せず、ラードを持ってこなかった児童に怒鳴りまくった女性教師。
「バターだけのパイ生地は、仕上がりが脂っぽくなってギトギトするのよ。まあでも食べるのはあなた達だわ、せいぜい脂っぽいパイ生地を悔やむことね」と12歳に吐いた。

その日はパイ生地を仕上げて学校の冷凍庫に保管、翌週に引き続きパイを作ると娘から聞いた。
何のパイて言うてた?と娘に聞くと「またメールするて言うてた…どうせ前夜やろけど」と言った。
まあ、イギリス人教師やし、パイ生地に砂糖は使用しなかったと娘に聞いたらから、間違いなくアップルパイの類ではない。
としたら、ソーセージロールやろ多分…と検討を付け、生のソーセージ肉を買っておいた。
案の定、前日になり「ソーセージ持参」ときた。

しかし娘によると、生のソーセージ肉を買い置きしていない家庭もあり、当日は瓶に入っているホットドッグ用の調理済みソーセージを持参した児童がいた。
これに再びヒステリックに怒鳴りまくっていた教師…
アンタが1週間前に「ソーセージ肉を」と告知すればエエ話を…

しかし無塩バター250gも当たり前に買い置きしている家がどれだけあるかも疑問であるのに、ラードは更に無いやろ…と分からんかしかし…
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Source: イギリス毒舌日記