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セミリタイアして働く機会が減ることで、社会との接点なり繋がりが失われることを疑問視する向きがあります。

言いたいのは、別に働くことだけが、社会との接点ではなくね?ってこと。

確かに、業界の最新事情的なことに精通するなら、働くことは最も有効な手段かもしれません。
市場について知るためには、金融機関で働く。
医学なら、医者なり研究者としてバリバリやる。
僕は元公務員ですが、もう退職して5年以上経っており、今さら行政のことを語っても実態に即していないと思います。

しかし、社会全体の空気感、トレンド、常識とかは別に働いていなくても、全然把握できます。

セミリタイアしたからと言って、人里離れた山奥で文明を遮断して生活しているわけでじゃありません。
テレビ、新聞、ネット等でいくらでも情報は入ってきます。

人との交流は減るかもしれませんが、街を歩けば五感で感じるものはあります。
全く人と関わらないこともありません。

よほど特異な生活じゃない限りは、否が応でも社会との接点・繋がりはあります。
それを無視して生活するほうが難しいぐらい。

むしろ仕事で一杯一杯になり視野が狭くなるほうが、社会との接点が失われるんじゃないかとさえ思います。

実際セミリタイアして働いていないことで、社会から浮世離れしてしまい、人と感覚や話題、常識が合わずにギャップを感じることはありません。
全く問題ない。
セミリタイアした方とお会いする機会もありますが、直接会った時に世間ズレした言動を目にすることもありません。

働かないと社会との接点・繋がりを維持できないんだとすれば、仕事への依存度が高すぎるんじゃないでしょうか?
Source: Time is money  キムのお金日記