今日は職場のショッピングセンターにて、午前11時に黙祷が行われた。
ロシアがウクライナを攻めて1年が経過した。
死者を追悼する黙祷である。
毎日のニュースでウクライナの現状を伝える時間も1年前、いや半年前に比べて少なくなった。
日々、別の事件やニュースが加わり、前ほどそればかりはやっていない。
先日、旅行会社に勤める友人とランチに行った際、今年も3月末のイースターホリデーから8月末まではカナリア諸島の旅行はほぼ満席満室だと言っていた。
友人は「ユーロが高いせいか、今年はイギリスから比べたら遥かに物価の安いポーランドとハンガリーも人気がある」と言った。
実は私もポーランド人の友人から薦められ、ポーランドのグダンスクを調べていたところである。
ポーランド人の友人が推薦するグダンスクとザコパネ、これはどのポーランド人に聞いても「ワルシャワよりもまずは是非行って欲しい」と必ず言われる場所である。
黙祷があるからと朝の打ち合わせで言われた時、同じヨーロッパに住んでいながらイギリスに住む自分はまさに他人事で、そんな私が黙祷して不謹慎ではないかという気持ちになった。
午前11時、買い物客らが両手に買い物した袋を下げ1分間の黙祷をする。
「ご協力有り難うございます」とアナウンスが流れ、また人が買い物を始める。
黙祷に違和感を感じながら、10分後には忙しい店内を走り回るうち、そんな違和感も忘れた1日である。
Source: イギリス毒舌日記