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従来のセミリタイアは、充実の職業人生を送ってきた人が、より良い生活スタイルを求めて第一線を退くみたいなイメージがありました。

しかし、仮に仕事が上手くいかなくてもハッピーリタイアメントは可能だと思っており、自分も実践しています。

今回ヤフーの記事で、いい実例があったので紹介したいと思います。

東大出身の宮台さん プロ野球引退で目指すは弁護士

詳細は記事を読んでいただければと思うのですが、簡単にまとめると。

宮台さんは、東大から2018年に日本ハムへ入団。
2020年オフに戦力外を受けてヤクルトへ入団。
2022年限りで引退しました。
現在は、司法試験合格を目指し、法律事務所で働いています。
プロ5年間での通算成績は、3試合の登板で0勝0敗、防御率は9.00。

数字だけを見ると、決してプロ野球の世界で成功したとは言えません。
おそらく、苦しいことが山ほどあったと推測できます。

しかし、非常にポジティブな感じが伝わってきます。
仕事が上手くいかなくてもハッピーリタイアメントが可能である、実例ではないでしょうか?

ポイントは、完全燃焼と目標。

記事中に、「5年間やって1軍に定着できなかった。実力は出し切ったつもりだったので、整理をつけました」、「俺はここまでだなと思わせてくれた。楽しかったというか、すっきりした感じです」とあります。
完全燃焼して、自分の中でしっかりと納得して辞めた様子が伺えます。

加えて、司法試験に合格すると言う明確な目標も設定しています。

完全燃焼することで、後悔する可能性を減らすことができる。
目標があることで、辞めた後の生活にも張りが出る。

ハッピーリタイアメントの重要なファクターであり、仕事が思うような成果を得られなくても諦める必要もありません。

素晴らしい記事だったので、紹介させていただきました。
Source: Time is money  キムのお金日記