ドキドキ 翌日、仕事開始早々に財務企画部、部長室で、
陣屋と蔵井氏、そして紫が、
「え―――――――っ!!!」

陣屋、
「ヨウちゃん、宮越弁護士と会ったの…???」

紫、
「あっ。そういえば、なにやら、アポ、取れたとか、どうとかって…。言ってたか…、葉子…???」

その声に葉子、顔をコクリと、
「えぇ。」

「しかも…、横浜トランキルマンヘブンズホテルの総務部長が…、は…あ…???」
蔵井氏。

葉子、蔵井氏にも顔をコクリと、
「えぇ…。」

陣屋、
「姉がいるけど…、そのお姉さんは名前…、苗字も違う…。つまりは、結婚しているって…事…???…そして、そのお姉さんは出生地は中国…、で、横浜トランキルマンヘブンズホテルの総務部長の光浦総務部長と顔が瓜二つ。」
そこまで言って陣屋、
「そういう事って、あるんだ~~。」

紫、
「…でも、双子でもない。」

葉子、
「年齢は一歳、違うようですから…。」

蔵井氏、右手で顎を撫でながら、
「…で、高村家で宮越弁護士と食事をした女性が、その…、上沼美和子さん。ベンチャー企業の社長…。通さんが見たその女性は…、光浦総務部長ではなかった。…なんとも…。」

陣屋、
「なんだか…、まだピントが合わないんだけど…。…もしかしたら…、これ…、どうなる…???」

紫、
「ん~~~。…でも…、その…、上沼美和子さん…???…私たち、全く面識…。しかも、葉子の話だと、連絡先すらも…。まっ、当然、宮越弁護士、教えるはずないよね~~。」

「…ときたら~~。当然。」
3人共に、
「日比谷部長~~。」

陣屋、
「早速話、してみるわ。」
そして陣屋、
「ありがと。うん。仕事もどって。」

紫も葉子も、
「はい。」

蔵井氏、
「分かりました。」

その頃、廿楽、社長室の自分のパソコンでオンラインでのミーティング。

相手に話し掛けている。
「じゃあ、来月早々、そっちの方に向かわせていいのね。」

パソコン画面の相手も、
「お願いします。準備は整えておきますから。」

「分かった。ありがとう。じゃ、またこちらから連絡入れるから。」

パソコン画面の相手は、シンガポール支社の女性である。
廿楽、通話を切って、別の画面に…。その時、ドアにノック。

入って来たのが美海である。
「社長、またひとつのターゲットが見つかりました。」

廿楽、
「ふん。今度は…???」

「まだ…、確証は持てないんですけど…。財務企画の陣屋部長から早々に話が…。既に、日比谷部長も動いているようですけど…。」

そして廿楽、美海から話を聞いて…。
「へぇ~~。ホテルの…総務部長~。光浦花純。そして…、姉の上沼美和子…。…うんうんうん。」
そして、
「分かった。日比谷には、そっち、進めってって。」

「分かりました。」

けれども廿楽、
「…でも、どうして…、その名前が…???」

美海、
「陣屋部長の話だと、財務企画の…、選さん。対策室のメンバーでもありますけど…。彼女が宮越弁護士と会って確かめたとか…。」

廿楽、
「選葉子…。おや…。選稜平の娘。選葉子…かぁ。」
そして廿楽、腕組みをして、右手人差し指を顎に、
「へぇ~~え~~。凄いね~~。」
そして目をキョロキョロと、
「あっ、そっか~~。仕掛けたのは、ベストセラー作家の選稜平の方…かぁ~~。ふ~~~ん。」
そして廿楽、
「うん。分かった。ありがとう。あ、それから…、宮越弁護士に連絡して、明後日、楽しみにしてますって。」

「畏まりました。」

社員食堂で輪湖、
「な~~んか、気になるんだよね~~。」

弁当を食べながらの葉子、
「何が…???」
輪湖を見る葉子。

すると、隣の秀美が、困ったような声で、輪湖に、
「もぅ~~。やめて下さいよ~~輪湖先輩~~い。」

すると葉子、目をパチクリさせながら、
「何があったの…???」

輪湖の隣の尚子もパスタを口に運びながら、目をパチクリと…。
「…???」

そこに、
「おっと、いたいた~~。よっ。お疲れ~~。」
虎一郎である。すぐさま自販機に…。

「だってさ。絶対に、違うよ、あれは~~。」
輪湖、

葉子、
「いやいやいや。だから、何が…???」
そして秀美を見て…。

秀美、また困ったように、顔をグシャリと。

そして5分も掛からずに…、トレイには天ぷら蕎麦を持って虎一郎、葉子と輪湖を左右に。
後ろから椅子を持って来て座り、
「頂きます。」

輪湖、虎一郎にも、
「ねね。コイチ~~。あれって、絶対に違うよね~~。昨日の…。」

その声に虎一郎、食べながら、
「昨日の…???何…???」
そして虎一郎、顔を斜めに、ちょっと考えた風に…、
「あ、あ~~。あれ~~。サブちゃん。」

輪湖、
「うんうんうん。しかも、課長も輪を掛けるし~~。」

その声に尚子、
「へっ…???課長って…???」

瞬間、葉子も秀美、輪湖、虎一郎、思わずフリーズ。

こんな私です。~選葉子(すぐりようこ)~   vol,129.   陣屋、「ヨウちゃん、宮越弁護士と会ったの…???」

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※ご本人の承認の下、紹介させて頂いております。

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Source: THMIS mama “お洒落の小部屋