ドキドキ そして紫、
「な~~るほどね~~。」
外の景色を見ながら…。

都沢、バックミラーを見て、
「鈴村さん…???」

紫、そんな都沢に、
「うんうん。いいから、いいから。」

葉子のナビは続く。

海江田、
「まっ。このまま行けば…。」

そして、凡そ10分後には…。
「わっ!!!…ようやく知っている標識~~。」

海江田、助手席で、
「…っと、まぁ…。こんな具合に…。」

都沢、笑いながら、
「あは。何と、何と…。とんでもないところ走ったと思ったら~~。ひぇ~~。逆方向から…。」

「遠回りには…、なっちゃったけど…、事故処理、待ってたら、それ以上…。」
葉子。

「はいはいはい~~。」
笑いながら都沢。
「けど…、凄いっすね~~。選さ~~ん。」

紫も、葉子を見て、
「さっすが。」

海江田、スマホで…。

横浜トランキルマンヘブンズホテルのロビー、日比谷、目の前のふたりに、
「あっ、少しごめんなさい。」
そしてバッグの中のスマホを取り出して、
「はい。日比谷です。海江田君…???」

助手席で海江田、
「お疲れ様です。海江田です。もぅ、間もなく…。10分程で…。」

日比谷、その声に、
「うんうん。はい。……えっ…???事故…???……うんうん。」

その声に杏樹と尚登、顔を見合わせて。

日比谷、思わず目を丸く、そして、
「へぇ~~~。ふ~~~ん。うん。分かった。気を付けて。」
通話を切る。そして、
「もぅ間もなく、海江田と3人が…。何やら、来る途中に、事故で渋滞に巻き込まれたようで…。別ルートでこちらに。」

尚登、杏樹を見て、
「事故…???…別ルート…???」

杏樹も顔を傾げて…。

尚登、
「まぁ…、今やネットで、すぐに…。」

杏樹も、頷いて、
「ま、まぁ…。…けど…、そんなに…簡単に…。」

尚登も、顔を傾げて、
「…です…よね~~。」
と、言いつつも、
「まぁ…。でも…。はは。うん。」

そしてようやく…。ロビーの3人と合流する4人。

海江田、杏樹と尚登に、
「お待たせしました。」
ふたりと握手して。

紫、都沢、そして葉子もふたりと握手して…。

日比谷、紫に、
「何…???事故…???」

紫、
「えっ、えぇ~~。」

尚登、フロントの女性に振り向いて…。
けれども女性、顔を左右に…。

尚登、
「まだ…、解消、されてないような…。渋滞は続いているようです。」

その声に日比谷、
「えへ~~~???…で…???…どうやって…???」

都沢、すぐさま、
「選さんの、凄いの何のって…。」

「えっ…???選さん…???」
紫の隣の女性を見て。
「あ~~。うんうんうん。陣屋の…、財務企画の…。」

杏樹も尚登も、葉子を見て笑顔で…。
「お疲れ様です。」
「ども。」

「鈴村さん…???」
日比谷。

紫、困ったような笑顔で、
「えっ、え~~。」

海江田、
「いきなり、都沢さんに、適切なナビを…。」

日比谷、
「ナビ…???」

杏樹と尚登も、目を丸く、
「へぇ~~~。」

都沢、笑いながら、
「僕なんか、何処をどう走ったのか…、全然、分かんなくって。」

尚登、
「わお。」

都沢、
「そこ、右曲がって。そして、その先真っすぐ。次、左です。もぅ~~。テキパキと…。」

その話に日比谷、
「へっ…???」
目をパチクリと…。

杏樹も、
「選さんって、この辺の…地理って…???」

その声に葉子、
「あっ。いえ…。全然。全く…。通った事もありませんから…。」

尚登、
「おっと~~。」

杏樹、
「すっご~~。」

都沢、
「結局、逆方向から…。…でも、まぁ。何とか…。」

杏樹、また目を真ん丸に、
「逆方向って…。」
両目を右左に…。
「はて…???」
そして、
「…とは言っても…、私も…。まぁ…、日頃…、通り慣れた道しか…。けど…、反対方向…。」

「まっ。とにかく…、久留巳専務。」
海江田、そして日比谷を見て、
「部長。」

そんな海江田に杏樹、
「あっ。はい。」
そして、
「みなさん、こちらに見える前に、日比谷部長には、詳しく…。」

海江田、
「はい。ありがとうございます。」

杏樹、一同を見て、
「それでは…。」

海江田、
「お願いします。」
そして、
「日比谷部長。」

日比谷、
「えぇ…。ありがとう。」

そして一同がまた美琴の部屋に。

美琴、部屋に入って来た面々に椅子から立ち上がり一礼をして…。

杏樹、
「社長、こちらが、百貨店扶桑のシステム企画部長、日比谷汐里部長。」

美琴、机から離れて日比谷に一礼をして、
「横浜トランキルマンヘブンズホテルの社長を任せられております。鶴来美琴と申します。今回はご足労。申し訳ございません。」

日比谷も一礼をして、
「百貨店扶桑、システム企画部、部長を務めさせて頂いております、日比谷汐里と申します。よろしく、お見知りおきの程を。」

海江田たち4人も、美琴に一礼をして。

日比谷、
「さて…。」

こんな私です。~選葉子(すぐりようこ)~   vol,105.   葉子のナビは続く。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

《PR》
庄司紗千 つつじヶ丘の坂道で…。

※ご本人の承認の下、紹介させて頂いております。

アメーバ
Source: THMIS mama “お洒落の小部屋