カーライルのショッピングモールのお店は普段夕方5:30-6時に全てが閉店するのであるが、クリスマス前だけは夜8時とか9時まで週一だけ開ける。
これをレイトナイトショッピングなんて呼んだりする。
とは言え、先週の夜はマイナス8度、誰が極寒の夜に買い物に来るねん…である。
客なんてほぼ来ないと見越し、その日は夕方6時から閉店まで
二人体制にした。
38才の勤務歴1年半のスタッフと、17才アルバイトである。
この二人はどうしようもなく働かない。
だから、二人を残す際は二時間の範囲で終われる仕事を残して帰らねばならない。
この日私は夕方に帰宅、副店長が午後6時に帰宅。
その際、必ずやっといて欲しい陳列と整理を頼み帰宅した。
が、翌日の朝副店長がまずは出勤、続いて私が出勤。
全く頼んだ仕事をやっていなかった。
が、メモには「とても忙しかったので何も出来ませんでした」と書いてあった。
若き副店長はナメられたと激怒。
私はまず二人に話す前に証拠を固めようと提案、店内の防犯カメラを巻き戻し、昨夜の午後6時から何をやっていたのかを見て、何時なん分にどないしてたんかをメモに取れと副店長に指示。
巻き戻した結果、まず6時過ぎに宅配ピザ到着。
二人が売り場から休憩室へ消える。
20分売り場に誰もおらず、その間客は6人。
万引きされても仕方がないが、何も無かった。
その後レジにてメモを書く様子が。
おそらく、忙しくて何も出来ませんでしたと書いているメモに間違いないが、閉店まで1時間以上ある。
最初からやる気など無い。
これを受け、副店長が2人を呼び話をした。
私は副店長の人気のなさと器から、これは店長がホリデーから戻るまで待ち、店長にビデオを見せて話をさせるべきだと言った。
責任者は店長である。
副店長では女の仲間割れに発展するだけであると私は副店長を6年見てきてそう思った。
しかし、副店長は「これは私が店長から留守を預かっている時に起こった問題だから私で解決する」と言った。
副店長23才、相手はしたたかに生きてきた38才である。
絶対に効果はない。
しかし「強気で行く」と副店長は言った。
私は、しゃーない…やらせるか…となった。
副店長は二人に「勤務中にピザを取るのは構わんとして、二人で売り場から消えるな」と忠告。
38才に言う事かと思うが、ここまでは話が終わった。
その翌日は副店長が休み。
店長も休み。
私が職場に行くと38才が死んだ目をして売り場にいたかと思ったら、スタッフルームに駆け込み号泣。
放置したろと泣いているのを無視していたら、若いスタッフから「泣いてますけど…」と入れ替わり立ち替わり言われ、職場で泣く女が一番嫌いな私であるが、一応「働ける状態じゃないなら帰って良いよ」と告げた。
100悪いこの女に、何の言い訳があろうか。
38才は私が冷遇であったことが勘に触ったとアルバイトに告げ、後に私はそれを聞く。
ますます自分がしたことの反省は無いのかと呆れた。
大丈夫?気持ち分かるよ!あなたは悪くないとでも言われると思うたか、38才。
私に言い訳は通用しないと思うたか、若いアルバイト達に自分は被害者で、悪いのは17才だと言った。
17才と交代でピザを食べようと言うてたのに、5分しても売り場に戻らないから自分も売り場から消えスタッフルームに行き、20分間一緒に食べたと言うた。
私は温厚で気が小さいから、17才に売り場に戻ってみてくれへん?とは言えなかったというのが38才の言い分。
いや、いや違うがな。
勤務中にピザを食うたらアカンねん。
20分間消えたらアカンねん。
それやんか、アカン点は。
水曜日、店長が戻る。
25才の店長は38才の嘘泣きをみ見破れるか…
普通の人が欲しい。
願いはそれだけである。
Source: イギリス毒舌日記