おはようございます。

昨日のNY株式市場はマチマチ。月初から前日までの5日で約1,000ドルの下落に対する自律反発機運の高まりにて33,774ドル(+177)まで上昇する場面もあったものの、FRBの利上げ長期化警戒が重石となり、午後は33,600ドルを挟んだ持ち合いに移行。ジョージア州上院決選投票での民主党の勝利は材料視されず。ナスダックもアップル、アルファベット、テスラが売られて続落。

NYダウ 33,597ドル +1、ナスダック 10,958 -56
米10年債利回り 3.413% -0.100、為替 136.45円/ドル
NY原油 72.01 -2.24、日経先物 27,600円 -60

NYダウのテクニカルは、連日の20日線割れ、右肩下がりに転じた10日線が調整トレンド入りを示唆。

big (11)

□ 本日の展望 : 持ち合い優位も不安残し

方向感なく推移したNYなりの持ち合い商状の継続が本線。想定レンジは27,500-27,900円。明日のメジャーSQに絡め、(目立った悪材料が見当たらない中で)日米先物主導で突発的に下押すケースも念頭に。

★ 本日の戦略 : 個々のテクニカル重視で取捨選択!

日経平均のテクニカルは、27,700円水準を底値圏とする上昇トレンド回帰余地を残しているために悲壮感は限定的。ただし、久しく売り材料とされてきた「中国ゼロコロナ政策と米長期金利の上昇」の修正ムードを買い材料視できていない需給の弱さを踏まえれば、来週のFOMC(12/13,14)に絡めた下振れ&下落トレンド入りへの注意を怠れない環境です。

個別株に関しては「日経高に対しては緩慢な反応、日経安には過敏に反応」の継続が予想されるため、弱テクニカル銘柄のホールドや突っ込み買い、買い余力ナシの目一杯の運用など強引な勝負は避けたいところ。※ 仮に今回は難を逃れても、いずれ致命傷になりかねません。

よって、来週のFOMC通過(12/15)までは、日経動向は気にしすぎずに個々のテクニカルに順じた強弱策、3割+アルファの余力維持による‘護り’を優先。その上で、流動性高めの好トレンド中小型株をポジションの中核に据えた強気策を邁進してください。

☆Sラボ新規買い対象2銘柄も昨夕の戦略を踏襲。昨日の良好な経緯によるアドバンテージと現状の市場マインドの懐疑心を生かすべく、本日からは☆ 新スポット銘柄の仕込みを開始!

『 準備の度合いで周囲の見え方が変わる! 』

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【ウォッチ銘柄】

△ 3948 光ビジネスフォーム
22年12月期経常益予想を15億円から20億円に上方修正。9428 クロップス、4431 スマレジ、3854 アイル、7435 ナ・デックス、2342 トランスジェニックなどとともに好材料銘柄を割り切り対象でケア。

(補足) 
「どうにも損切りは苦手」、「株価が下がっても忙しさを理由に見ないふりをしてしまう・・・」方は、“損切り”を目的・結末として捉えるのではなく、目先の下落局面を‘2022年最後の仕込み場’として振舞うための買い余力の準備、日々の生活をより明るく過ごすための手段とお考え下さい。

また、「本音では今の持ち株はしばらくダメだと思っている・・・」方は軒並みズバッと売って気持ちを新たに2023年マーケットに向かうのもおススメ。


では 本日もよろしくお願いします!☆

    

     

Source: ◆S教授!次はどの株買えば良いですか!?◆