本日の日経平均は反発。前日のNY株がパウエル講演を買い材料視して急騰した流れを受けて寄り付き直後に28,233円(+454)まで上昇すると、引けにかけては米リスクイベントを意識したポジション整理に押され、概ね28,200円台で持ち合う展開に。東証主力株は(日経高に反して)売り優勢。中小型株も全般的には覇気がなく、先物に比べた個別需給のひ弱さ・「日経先物高 ≠ 個別株高」を示唆。
日経平均 28,226円 +257、Topix 1,986 +0
日経先物(12月限)28,250円、為替 136.39円/ドル
NYダウ先物 34,618ドル +19
【ウォッチ&Sラボ銘柄】
△ 4593 ヘリオス
ユニバーサルドナーセル(免疫拒絶反応を抑えた他家iPS細胞)を住友ファーマ(4056)へ提供する試料提供契約を締結。6663 太洋工業、7777 3Dなどとともに割り切り対象でケア。
☆ 月曜からの新スポット銘柄
11/28 1,490円 → 11/29 1,575円 +85 5.7%上昇
11/14発表の中間決算は悪材料視されたものの、~(略)~、中間期配当の再投資が意識される中での予想配当利回りの高さ(配当予想利回り 3~4%)、主役クラス中小型株への物色一巡感によるバリュー株への資金流入余地(PBR0.8%台)などを背景に、テクニカル改善が顕著に。
会員サークルでは月曜参戦後、火曜1,500円台前半で追撃 → 1,500円台後半での軽め利確 → 直近1,460円までの調整過程で概ね買い直し完了…と経過。明日の押しも1,4●0円付近までを強気に対応していく予定です。
■ 後記 : 今晩のNY市場は、前日の急騰の反動による利確優位の推移が本線。想定レンジは昨日終値34,589ドルに対して売り優勢の34,300~34,700ドル。朝方発表される10月PCEデフレータがインフレ傾向の緩和を示唆する場合には34,800ドル超えが視野に入る一方、高インフレ継続を示唆するようなら34,000ドル付近までの急落に警戒。
明日の日本市場はNY株同様の波乱含みの推移へ。NY株高に反した本日の覇気のない経過、明晩の米11月雇用統計への警戒感などを踏まえれば、(1)NY株高 → 日経高 → 個別の一部が堅調、(2)NY株安 → 日経安 → 連鎖的投げ売りによる個別全面安…を念頭に。
(会員サークルより >>Sラボ参加案内)
では 本日もお疲れさまでした。
Source: ◆S教授!次はどの株買えば良いですか!?◆