夫の真ん中の兄で、現在は豪州に住んでいる義兄がイギリスに来た。
今回は1人である。
義母が亡くなった時はロックダウンでイギリスに来れなかったから、墓参りもあるし、元海軍の記念式典参加の為に来た。

オーストラリアからビジネスクラスでロンドンはヒースロー空港に着き、レンタカーを借りて行きたい場所と会いたい人に後悔の無いように会っていく、墓参りをして兄弟に会い、来月半ばに戻る予定。
多分、兄弟が亡くならない限りはもうイギリスに来る理由はないと思うと義兄は言った。

両親亡き今、自分の暮らしは豪州にあり、義兄が言った「来る理由」にハッとした。
今は私の中で日本に行く事は里に帰る事にもなるが、両親がいなくなった場合、自分は兄に会いに帰れるだろうかと考えた。

知人で、やはりイギリスに嫁いだ人がいる。
20代で両親を亡くし、日本には兄がいる。
両親を亡くしてから一度日本に帰った際、マンション住まいで予備の部屋がないから、寝る部屋を無理やり作って自分と夫、子供二人を迎えてくれたが、やはり居づらかった。
その時、自分には戻る場が無いのだなと思ったと言う。
大金を使って日本に行くのだから、1か月はいたい。
かといって宿泊施設も馬鹿にならない。
以後、日本には1人で2週間だけ用事のある時だけ帰ると言う。

私の兄は「何日でも泊まったらエエやん」と言う人である。
多分、私も「ほな、そうするわ」と言うと思うが、本当に迷惑だとしても兄は私に言いにくいと思う。

義兄はイギリスを満喫中である。
イギリス中華も満喫中らしい。
夫はマンチェスターで生まれ、二歳の時にスコットランドはアバディーンに移り17歳からイングランドに戻った。
であるから、夫と兄弟の里の味とはスコットランドフードである。
スコットランド在住の人は知っている「ヤムヤム」と言う食べ物がある。
これは国境地のカーライル内でも買えないが、国境を超えたスコットランド最初のスーパーに行くと当たり前に買える。

義母がヤムヤムをおやつにと、よく買っていた懐かしい味である。
どうかイギリスを満喫して帰って欲しい。
私は将来の自分と重なるようで、私なりにもてなすつもり。
人気ブログランキングへ
Source: イギリス毒舌日記