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国民年金の納付期間を、現在の40年から45年に延長することが検討されているそうです。

参考資料は、厚生労働省 年金制度の仕組みと考え方の11ページ。

どうもネガティブな話題として扱われているっぽいですが、少なくても、僕みたいな人間(60歳以降は無職)にとっては朗報だと捉えています。

理由を一言で言うと、オプションが増えるから。

負担ばかりが語られますが、納付期間を40年から45年にすれば、給付額も増えます。

現行制度を、数字を丸めてザックリ言うと、毎年20万円を20~59歳の40年間、合計800万円の保険料を納める。
これで65歳から生きている限り、毎年80万円給付。

計算方式は、払った月数に比例して給付額も増える。
前述の参考資料に「40年分の基礎年金と同じ1年当たり単価により、5年分を加算して増額」と記載があります。

40年から45年になると、80万円✕45年/40年=90万円が支給額と言うことになります。
ただ、60歳以降は国庫負担1/2が無くなる可能性もあり、900万円払って、年85万円給付かもしれません。
保険料は、20万円✕45年=900万円。

これまでの国民年金は、800万円払って、年80万円貰うのがMAX。
これにオプションとして、900万円払って、年90万円(85万円?)貰うプランが登場します。

無職で収入がない場合は、減免もできるので、嫌なら減免すればいい。
一方で、追加で払って給付額を増やすこともできます。

でも、年金給付額がそのまま維持できるのか?

仮に維持できなかったとしても、40年納付に比べて、45年納付のほうが給付額が増えるのは間違いありません。

年金の財政状況が悪化して、45年で900万円払っても、年80万円しか給付されないと仮定。
この場合は、40年で800万円払った場合は、年70万円給付とかになっています。

今のままだと800万円払いの年70万円しかなかったけど、900万円払いの年80万円給付プランが追加される。

いずれの状況にせよ、従来の40年に対して、45年納付することで将来の給付額を増やすことができるようになります。

自助努力で資産形成をすることは必要。
しかし、公的年金は終身年金(死ぬまで貰える)で、長生きリスクに対応できるメリットがあります。
自分の状況に応じて、貯金、リスク資産、年金をバランスよく、組み合わせるのが老後資金を考える上で重要。

年金をより厚くする選択肢が増えたことは、セミリタイア組にとっては、朗報と言えるのではないでしょうか?
Source: Time is money  キムのお金日記