娘のハイスクールが始まった。
ハイスクールになると誰も弁当なんか持って行かず、食堂でバゲットサンドやパニーニ、ローストビーフやチキンなどを食べるから弁当は持っていかんと言っていた娘であるが、ランチを買うだけで15分以上並ぶので、食べる時間が無い上に、半分以上捨てて次の授業に行くのなら、弁当持参の方が早いと、次の日から結局弁当を持っていくようになった。
弁当持参の児童は並ばずに食堂でランチ開始出来るから、娘によると自分が終わる頃には、まだ友人は並んでいるので、食後にトイレも行けない事になるから、弁当が焦らずに済むと話した。

娘が通うハイスクールには、小学校時代の同級生が12人入った。
小さな小学校なので人数が少ない。
弁当を持参しているのは娘と3歳から一緒のベンジャミン君だけ。
あとの同級生は皆、ランチを買っている。

金曜日、娘の同級生のお母さんから電話があり、このランチの時間が少な過ぎることをハイスクールの校長に抗議する為に面談を取り付けたと言ってきた。
お金を
払って買ったランチを半分も食べれずランチタイムが終わる事にかなり立腹していた。
私は「せやから、うちの娘は弁当持って行くねん」と説明。
日本の中学、高校と違い、各教科がレベル別になっているから教室を移動せねばならない。
教室が遠い、上階にあるとなれば移動を急がねばならないから、ランチ後の授業は特に急がねばならない。
私は「弁当持たせたらエエやん。小学校の時、毎日作ってたんやし」と提案。
しかしお母さんは「もう嫌や。弁当毎日なんか小学校までで終わったわ。もう何もしたくない。だから掃除婦も雇ったのに」と言った。

ランチに時間がかかり過ぎ、トイレに行けないまま午後の授業開始、授業中は病的理由でトイレに行かねばならない児童が持つ証明書が無ければトイレに行かせてもらえないので、結局トイレに行けたのは午後3時を回ってからで、それが学校に着いてからの初めてのトイレになった事も、お母さんは怒っていた。

私は娘に確認してみた。
そんなにトイレに行くのは難しいのかと。
娘は「弁当を持っていけば、皆が食べ始める頃に自分が終わるので、余裕でトイレに行けるが、ランチを買う子は時間がかかるので、トイレに行く時には大行列になっている。だから弁当の方がラクやねん」と言った。
これもお母さんにしてみたら人権侵害だと校長と話したいらしい。

弁当持たせたら解決すると私は思うが、弁当は絶対に作りたくない人にしてみれば、それよりも、買う時間を考慮して授業開始時間を遅らせたら済む話やと校長と話しをするらしい。
この怒るお母さんはフェイスブックでママ友グループでも愚痴を書いたらしいが、一人の看護師のお母さんがこれを読み、「そもそも仕事や体調、家庭理由で弁当を持たせてもらえない子供の為に食堂があるのであって、あなたみたいに家政婦はいる、仕事はしていない、一人っ子の子供だけ、弁当一つ作る時間と我が子の膀胱炎とどちらが大切?」と書いた人がいた。
看護師は夜勤が朝7:30に終わる。
だから弁当を作ってやれない。
食堂はそんなお母さんにとって有り難い存在で、サンドイッチくらい作りなさいよ、髪はあんなにクルクルに巻く時間はあるくせに‥と書いた。

今このお母さんと看護師のお母さんとの間でモメている。
弁当がエエ。
娘がそう言うてくれるなら、毎日張り切って作ってしまう私は単純なのだろうか‥
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Source: イギリス毒舌日記