ドキドキ 麻理絵、
「いきなりで、びっくりしたよ~~アズ~~。」

その声に杏美、
「自分でも自然に、スマホ持って、電話してたわ。かかかかか。」

芙美も雅美も、
「もぅ~~。びっくりさせないでよ~~。ひやひやした~~。」

栞奈、腕組みして、
「いやいやいや。天晴。さすがは理沙の親友だわ~~。」

蒼介も、
「凄いよ、アズちゃ~~ん。」

和奏も流美も、
「うんうんうん。立派、立派、」
「ねぇ~~~。」

そして、杏美と麻理絵、
「ヨシっと~~。これで1件落着~~。」

けれども理沙、膨れっ面をして、
「ん、もぅ~~。…ってかさ。」

そんな理沙に杏美、
「スト~~~ップ。わ~~かった、わ~~かった。もぅ~~。同じ事の繰り返しだよ~~。」

その声に女子たち、
「かっかかかかか。」

栞奈も蒼介も、和奏も流美も、ニッコリと、
「ハハ。」
「うんうん。」
「ねぇ~~。」

その日の内に涼香、柚花にライン。

そして柚花からの返信、
「えっ!!!…どうして…、どうしてよ~~。」

そんな柚花に涼香は説明するが…。それでも柚花は納得できずに…。

次の月曜日のお昼休み、教室のベランダで…。

智花と和咲、
「え~~~???…将輝君に名城の女子~~???」

涼香、
「ふん。しかも…、4人。その4人、共に、その子と将輝、つまり、柚花の事。付き合うのやめてくれって…。その子が可哀想だからって。」

和咲、
「あっちゃ~~。」

智花、
「…でも、その子、理沙さんって言ったっけ…、将輝君、バスケ教えてるの…???」

「ふん。そぅ。」
「柚花からも聞いたけど、その子、将輝君を好きでもないって。それに、将輝君もその子の事、好きじゃないって…。」

「うん。まぁね~~。…でも…。それでも今は、将輝、その理沙さんに懸命にバスケ、教えてる。だから~~。ある意味、私も、それ…、邪魔してもらいたく、ないの。…まっ、確かに、あのふたり、お互いに嫌いって言うのも、分かるんだけど…。…でも、あのふたり、どこまで続けられるのか…。」

涼香を見て、柚花、そして智花も和咲も、
「……。」

「しかも…、監督も、それに絡んで来てるし…。」

「監督って、バスケの…、弓狩…監督…???」
智花。

涼香、その声にゆっくりと頷く。

柚花、ベランダを両手で握って、そしてそのまま背中を後ろに、
「あ~~ん、もぅ~~。」

涼香、そんな柚花を見て、
「ねっ、柚花~~。傷つく前に、この片思い、踏ん切り、つけたら~~???」

その声に柚花、涼香を見て、
「ぶ~~~~。」

智花、
「ふ~~ん、敵いっ子ないよ~~。4人も女子、着いてたら~~。」

涼香、
「しかも…、将輝、あの不器用な…、しかも、人見知りで、口下手なあの子、これからあんたが一生懸命頑張っても、あの子、あんたを好きになんて、ならないよ~~。あっちの4人も、それ分かってるんだから~~。あんたの事、可哀想だよってまで、言ってくれてるんだから~~。」

和咲、顔を傾げて、
「それにしても…、凄いよね。名城、他校の女子、4人って…。」

涼香、コクリと頷いて、
「うん。」
そして3人を見回して、
「私も驚いたくらいだもん。しかも、その理沙さんって子の家に、いるってんだから…。どう言う事…って???…訳分かんなくって…。…しかも、将輝の性格、しっかりと知ってるんだから…。こっちの方が、え~~~???だよ~~。」

柚花、いきなり空目掛けて、
「もぅ――――――っ!!!」

その声が教室の中まで。居室の中の生徒たち、一斉にベランダの方を。そして、
「何、どうしたっ!!!」

瞬間、涼香、後ろを向いて、
「あっ。」

智花も和咲も、
「あ、ははははは。」

その日の帰り、柚花はクレマチスに…。

浩紀、
「おや、月曜日に店に来るなんて、珍しいな。」

結奈も、
「どしたの…???」

柚花、ぶすっとした顔で、そしてスツールにバッグを置いて、隣のスツールに座る。
「ふん。」

何かしらご機嫌斜めの柚花に、浩紀と結奈、顔を見合わせて…。

結奈、
「な~~んかあった~~???」

ぶすっとした顔から柚花、口をグシャリとさせながら、
「将輝君と付き合うなって。」

その声に浩紀も結奈も、
「えっ…???」

「このまま付き合っても、あんたが傷つくだけ。あんたが可哀想だからって~。」

浩紀、
「はっ…???…どういう事…???」

結奈、顔を傾げて、
「ふ~~ん。」

「将輝君には今、一生懸命やっている事ある。だから、その邪魔しないでって…。」

浩紀、そんな柚花に、
「一生懸命やっている事ある。だから、その邪魔しないでって…。」
また結奈を見て。

結奈、両目を右左に、そして、
「あ~~~。なるほど。車椅子の彼女。」
そして結奈、また顔を傾げて、そして、
「ふ~~ん。…かもね~~。あの子、将輝君。なんだか、見てるとさ、柚花の事、関わり合いたい素振り、全然見せなかったから…。大丈夫かな~~とは、思ってた。」

そんな叔母を見て柚花、
「えぇ~~~え…???」

信じて…良かった。   vol.217.   麻理絵、「いきなりで、びっくりしたよ~~アズ~~。」

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Source: THMIS mama “お洒落の小部屋