おはようございます。
昨日のNY株式市場は急騰。6月小売売上高(前月比+1.0%、市場予想+0.9%)が直近の下落要因であった景気後退懸念を緩和させた他、金融株はシティGの決算を好感して買いが先行。31,200ドルを挟んだ持ち合いの末、一日の高値で取引を終了。ナスダックは大幅続伸。メタ、ネットフリックス、マイクロンテクノロジーを中心に需要銘柄が全面高。
【主な政治・経済イベント】
7/18(月)米決算:ゴールドマンサックス、バンカメ、IBM
7/19(火)米6月住宅着工、決算:ネットフリックス、J&J
7/20(水)米6月中古住宅販売、決算:テスラ
7/21(木)ECB理事会、米7月FF連銀景況感指数
7/22(金)米決算:アメックス、ベライゾン
■ NY株展望 : リバウンド優位も単発的な波乱含み
テクニカル良化(30,000ドルに下値抵抗感を示した後、大陽線にて10日線を上抜け)を追い風とする堅調地合いをベースとしながら、米マクロ指標、米企業決算、ECB理事会などを受けた景気と金利の先行き見通しを加減した推移へ。4月以降の高値を結んだレジスタンスラインが控える31,800ドル付近が上値メド、下値は窓埋め水準の30,700ドル付近が強めの下値抵抗帯として意識されます。
グーグル・マイクロソフト(7/26)、アップル・アマゾン(7/28)など主要企業の決算、FOMC(7/26,27)を前に決定的な上下トレンドを形成する可能性は低い ≒ 単発的な乱高下にとどまると予想されるため、NY株に関しては短期逆張り戦略が有効と判断。
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