私が小6の卒業間際、茶話会というのがあった。
卒業生だけお菓子やら何やらを学校が支給してくれ、教室で皆と食べる会である。
私には兄がおり、兄の茶話会ではケンタッキーフライドチキンが出た。
当時の私にはケンタッキーフライドチキンは特別なジャンクフードで、それは理由無しではケンタッキーフライドチキンに行く事もない存在であったから、自分の茶話会も楽しみにしていた。

ところが‥私の年から駅前の惣菜屋、ママ何チャラという個人経営の唐揚げに変更。
放送室に閉じこもったろかと思う怒りと衝撃であった。
その唐揚げは油ギトギトと醤油辛いだけの唐揚げで、オカンが作る唐揚げの方が1000倍美味いにも関わらず、その冷めた唐揚げ3個が入った透明のパコパコしたプラスチック容器を私は今でも忘れない。
案の定、その惣菜屋はすぐ潰れた。
今思えば、PTAの誰かか、教員の関わりがあったんちゃうかと思う。

娘があと2週間で小学校を卒業する。
私らで言う茶話会が娘の学校でめある。
毎年恒例のカーライルにある、クソまずいイタリア料理店アドリアーノで開催予定であったが、先日潰れた。
アドリアーノは私が初めて行ったのは14年前。
カルボナーラは茹でたパスタにヌルい生クリームをかけ、市販のカリカリベーコンを上からパラパラ振りかけた卵無し、パルメザンチーズ無しの無味無臭な白色の液体パスタだった。
これで潰れず連日満席な理由、カーライルの人々はイタリア料理を他国の人とは違う感覚で味わうのだろうかと衝撃を受けた店である。
案の定、ここに来て閉店。
カーライル人の舌がグレードアップしたのだろうか‥

閉店になったので、別のまずいイタリア料理店に行くのはやめ、学校で配達ピザを調達して学校終わりに茶話会をする事になった。
但し、その配達ピザ屋はほんまの南イタリア人がやっている市場のピザ屋で、そこのカルツォーネとアランチーニ(ライスコロッケ)は美味い。
多分、カーライルで唯一美味いピザ屋ではないかと言える。
だから返って良かったと娘に言った。
少なくとも私の悲しい茶話会にはならない。

食べ物の恨みとは怖いもんである。
47歳になった今も覚えているのだから。
あの惣菜屋にしよか、言うた奴、誰や。
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Source: イギリス毒舌日記