夫の一番上の兄が婚約者と息子達を連れて遊びに来た。
これで三度目である。
兄と婚約者はカーライルでは名のあるホテルに、息子達はうちの家に泊まる。
兄と前の嫁が別居して3年近くなるが、離婚は互いにしていない。
嫁は嫁で先日、別の男性と婚約したが、嫁も離婚していないが、男も離婚は成立していない。
兄もまだ前の嫁と結婚したまま、そして今回兄が婚約した女性も長らく夫と家庭内別居を続けている、これまたまだ離婚していない女性。
とりあえず婚約してから互いの離婚をするのが欧米スタイルなんだろうかと思う事がある。

夫の真ん中の兄だって、今のオーストラリア嫁と結婚式をした時、嫁は式の1週間前に前夫と離婚が成立したばかりだった。
式は1年前から準備し、離婚は別に式の後に成立しても構わない、需要なのは結婚式をする事だからである。
しかしこれに義母は当時ハラハラしていた。
「私の感覚がオカシイのかしら。離婚が成立していない人と結婚式をあげるなんて、それでバージンロードを歩ける感覚が理解出来ない。まだ夫持ちなのよ。身奇麗ではないじゃない」と言っていた。

しかし互いにそれで良いなら、もうそういうもんなんだと思う。
夫の一番上の兄の婚約者は孫もいる年上女性で、かなり控えめな性格の女性であり、兄の息子達も「いつも僕らを気遣ってくれる」と言っていた。
が、兄の別居中の嫁が婚約した男と息子らが、全くソリが合わず「あの男がいる家に帰る日、嫌気がさす」と今回話してくれた。
二人は今年からロンドンの大学に入るから、寮生活になる。
ひとまず今年のクリスマスは兄である父親と過ごす番(去年は嫁の番だったから)だから、あの男とはしばらく顔を合わせずに済むと言った。
母親の婚約者がいつ夫になるのか分からんが、会いたくないなら行く必要もない。

嫁とて息子達と気が合うかどうかで彼氏を決めるはずもない。
私は子供がいて再婚する際、子供の意見や相性など時間をかけて見定め決めているのだと、皆そうしているのだと思ってきたが、そうでは必ずしもないらしい。
夫の真ん中の兄も、オーストラリア嫁が連れてきた3人の息子のうち二人と気が合わず、息子の一人は中学生くらいだったがシェルターという施設で寝起きしていた。
それほど母親の再婚が受け入れきれなかったからである。
多分、出会いから再婚までが一年足らずで進行したから、子供には用意が出来なかったのではないかと考える。

今回、夫の甥っ子が「私の婚約者とソリが合わないのはアンタの都合。私はあの人といるのが幸せ。ソリを合わせ好きになる努力をするかどうかはあなた次第だとお母さんから言われた」と私に苦笑いで話してくれた。
母親の家に帰りたくない。
私には聞くに辛い言葉である。
義母が生きていたら何と言うだろうか。
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Source: イギリス毒舌日記