ドキドキ 休憩しながらも時間は過ぎて、凡そ45分。
もう既に麗亜はリビングに…。

将輝、
「理沙、そろそろ…。体に障る。」

理沙も、
「うん。オッケィ〜〜。」

リビングに戻ってきた理沙に、流美、
「はは、お疲れ〜〜。さすがに凄いね〜〜。どんどん上達してってるんじゃない〜〜。」

理沙も流美に、
「はい。ありがとうございます。」

蒼介、
「なんせ、将輝君が着いてるから…。」

将輝、理沙に、
「あの時のタイミング、忘れんな。フェイクは、これって〜時に、使えるから。」

理沙、
「分かってるよ〜〜。」

そして話は、あれこれと盛り上がり…。時間は午後2時半過ぎ。

栞奈、
「さ〜〜てと〜〜。私、そろそろシフト〜〜。行かなきゃ。」

和奏、
「だ〜〜ね~。」

その時、流美、
「あっ。栞奈さん、じゃ、一緒に送ってこぅか。将輝、これから何だか、予定あるんだって。私、一度、将輝、送って、家の方に…。」

栞奈、
「へっ…???…将輝君、予定…???」

和奏と理沙、そして蒼介も、僅かに将輝を…。
栞奈、和奏を見て、理沙を見て…。

そして…。和奏、
「お姉ぇ。…そうしてもらったら…。」

栞奈、流美に目をパチクリと。そして、何かしら申し訳なさそうに、
「…じゃ、じゃ〜〜。」

流美、
「うん。オッケィ〜〜。じゃ、将輝、行くよ。」

将輝、
「あ、あ〜〜。うん。じゃ。」

蒼介と和奏に、
「ご馳走様でした。」

蒼介、
「おっ。」

和奏、
「うん。また、お願いね。」

将輝、
「はい。」

車の中、栞奈はひとり後部座席で…。そして、時折、前に座っている将輝を…。

特に会話もなく…。けれども栞奈、頭の中で、
「…将輝君が、これから予定…???…珍しい~~…。」

流美、車を運転して最初に栞奈から言われた場所に。
「この…辺…かな…???栞奈さん。」

栞奈、
「あ〜〜、はい。この辺でオッケィですぅ〜〜。ありがとうございました〜〜。」

流美、
「うん。じゃまた。気を付けてね〜〜。」

栞奈、ドアを閉めて、前の方に。そしてふたりに手を振って。

瑞樹家では、麗亜と理沙が楽しそうに。高校入試の話で盛り上がっている。

ソファに座りながら蒼介、
「そっか〜〜。麗亜ちゃん、今年の春から高校生。じゃあ、受験勉強、頑張んなきゃ。」

麗亜、
「はい。」

「それにしても良かった〜〜。かかか。麗亜ちゃん、歩けるようになって。」

その声に理沙も、ニッコリと、麗亜の頭を撫でて、
「うんうんうん。」

和奏、
「理沙も、今年からは、今度は大学受験の準備。」

その声に理沙、
「あっ。」

麗亜、
「あっ、そうだよ。そうだよ、理沙お姉さん。はは。」

そんな麗亜の声に理沙、目をパチクリさせて…。口をポカ〜〜ンと、
「あっ、そっか〜〜。私…、来年、受験…なんだぁ〜〜。」

瞬間、蒼介、
「おぃおぃお〜〜い。」

和奏、キッチンでコーヒーを淹れながら、困ったような笑顔で、
「な〜〜に呑気な事言ってるんだか〜〜。」

麗亜も、
「かかかかか。理沙お姉さ〜〜ん。」

けれども理沙、胸の前で両手をひらひらさせて、
「いや。いやいやいや。この半年が、余りにも、物凄い展開だったから、頭の中、そこまで追い着いてない〜〜。」

和奏、キョトンとして、
「オンラインで、大学受験の事…。」

理沙、その声に、
「ん〜〜。中々〜。オンラインで、クラスの雰囲気…。そこ…までは…。」

…なぜか全く、将輝の話題は、出て来ない。

将輝を自宅まで送り届けて流美、
「じゃ、私は、理沙さんトコ。」

将輝、
「あぁ~~。うん。ありがと。」

車を走り出させて流美、
「さてさて。何の予定なんだ~~???」
車のデジタルは午後3時15分。

自室に入った将輝にライン。画面のメッセージに将輝、
「今、家に戻ってます。」
送信。

するとすぐさま将輝のスマホに着電。

柚花からである。
「もしもし、私~~柚花で~~す。将輝君、これから大丈夫なの…???」

その声に将輝、
「えぇ、大丈夫ですけど…。」

「じゃあさ。……。」

将輝、スマホを耳に柚花の話を…。
「あっ、はい。分かりました。」

その後、将輝は自転車で駅に。そしてそこから電車で2駅ほど…。
改札に出るとすぐに柚花が…。将輝を見つけてだろう、右手を振っている。

将輝、柚花の目の前で、チョコンとお辞儀をして、
「こんにちは~~。」

柚花、ニコニコとしながら、
「じゃ、行こうか。」

信じて…良かった。   vol.182.   将輝、「理沙、そろそろ…。体に障る。」

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Source: THMIS mama “お洒落の小部屋