苺タルトがとにかく食べたくなった。
しかしカーライルには個人営業のケーキ屋もなければ、完璧なカスタードクリームで作ったフルーツタルトを売る店も無い。
仕方ないのでM&Sという義母が行っていたスーパーへ行った。
総合得点30点の苺タルトが売っている。

苺タルトと皮がバッサバッサのシュークリームを手に取り、セルフレジへ行った。
ところが苺タルトの箱のバーコードがなかなかレジに反応しない。
何度かやっていたら、ヘルプのおじちゃんが来てくれた。
苺タルトの箱の底にバーコードがある。

おじちゃんは苺タルトの箱を逆さにし、老眼鏡を下げ「えーと‥」と言いながら、横にあるレジのおばちゃんに「数字小さいから見えへんでコレ‥」と言った。
おばちゃんはレジの椅子から降りてきて「どれ見してみ」と再び苺タルトを真っ逆さまにし、バーコードの数字を二人で読みながらレジに打ち始めた。

数字を打ち終わり、苺タルトの箱を逆さまから元にひっくり返すと、苺とカスタードクリームが、箱の上に付いてある商品を見せるためのプラスチックフィルムにベッタリ張り付いた状態からタルト生地にゆっくりと落ちていき始めた。
いや…絶対そうなるやん…分かってたやん…

うわ‥これは買いたないわ‥
「ちょっと‥」と私が言う前に、おっちゃんは「あんた、コレ汚いで‥新しいの取っといで。待っといたるから」と私に言った。
おっちゃんが行かへんのかい‥
私かい…
おっちゃんが逆さまにしまくったから汚なったのに‥

私は新しいのを取りに行き、汚くない苺タルトを買えた。
おっちゃんに「これ廃棄ですか?」と聞いた。
おっちゃんは「まさか。値引きして棚に戻すよ。賞味期限明日やから、まだ値引きはせん」と言った。
50円引いて売るらしい。
人気ブログランキングへ
Source: イギリス毒舌日記