「家主と地主7月号」に掲載されている記事によると健美家さんが
毎月発表している収益物件市場動向マンスリーレポートにおいて、
同社サイトに新規登録された全国の住宅系収益不動産である区分
マンションと1棟アパート、1棟マンションの物件価格が2021年2月
以来1年2か月ぶりに3種すべてで下落したとのことです。
記事を引用すると、これについて、同社の倉内敬一社長は「21年
より価格の上昇が一段落した区分マンションに続き、購入時の自己
資金割合の増加・借入金利の上昇など購入環境の変化の影響で、
1棟マンション、1棟アパートの価格下落につながった」と分析する。
中でも区分マンションは22年3月に前月比5.4%減となった1472
万円からさらに1.22%減の1452万円を示し、先行きの不透明感が
増す結果となっている。
不動産部門のデータ提供会社東京カンテイによると、区分マンション
は、賃料の伸びが鈍化したことで物件価格も伸び悩んでいる様子が
21年から見られた。
木材・原油価格の高騰などがあり物件価格の上昇が考えられる
ものの、買い手側が慎重になり様子見する可能性がある。
引用終了。
記事にもありましたが、金融機関が自己資金の割合を2割~3割
以上求めるようになっことや、高い金利を要求されるため購入を断念
する方が増えましたw。
新築も、建築費高騰により利回りが低下しているにも関わらず、融資
期間が短いため9%を超えないと回らなくなって来ましたw。
1990年代バブル崩壊の時もそうでしたが、金融機関が融資しなく
なったために不動産価格が下落し始めましたが、何だかあの頃に少し
似て来たように思います。
あの時も、まず先に株価が大きく下落して、その後不動産に下落が
波及しました・・・。
このまま下落傾向が続けば、数年後には絶好の不動産の買い場が
訪れるかも知れません。
今は慌てないで、自己資金を貯め込むのがいいのかも知れませんね!
もしくは、不動産の勉強を兼ねて「物件よりも宅建!」がベストな選択
ではないでしょうか?
ということで、いつものランキングボタンご協力いただけるととっても
うれしいです♪
Source: 吉川英一オフィシャルブログ-低位株・不動産投資で会社バイバイ、リタイアして毎日が日曜日。不動産業ブログ!