家の牛乳が切れたので、仕事に行く前に4リットル買い、職場の休憩室にある冷蔵庫に入れた。
冷蔵庫の中にはスタッフのランチが入れてあるが、しかし日本人にはまず皆無なランチがタッパーに入れてあり、異文化ながら感心する時がある。
タッパーに10枚程クラッカーがバサっと入れてあり、横にはチーズの塊5センチ幅のものがドカっと入れてある。
そのタッパーの上にバナナが一本、これがヘレンの昼ご飯である。
別の同僚マリーの弁当はパン2枚にマヨネーズを塗ったもの、ポテトチップスである。
昼はパンにポテトチップスを挟んでパリパリ食べている。
昼に何を食べようかと悩む、時間をさく事は人生の時間の無駄である、これが基本にあるから
キッチンにあるものを容器に入れて持ってくる、これが私の感心する部分である。
2ヶ月程前、娘が昼ご飯はクラッカーにバターを塗ったものだけで良いと言い出した。
仲良しの友達は2年前からそれが弁当だから、私もやってみたいと言い出したのである。
しかしそこは日本人のオカン、それプラスでトマトやチーズ、ブロッコリーも入れて彩りを追加。
今は朝の休憩用にクラッカーを持っていき、昼は普通に戻したが、娘が「私の友達て、2年生の時から弁当の中身が一切変わってないのを毎日持ってくるけど、飽きひんのかな?」とつぶやいた。
生まれた時からそれが当たり前なら、疑問も抱かんのちゃう?と答えておいた。
私の同僚は一応たまに内容は変わり、冷凍グリンピースにバターでチンなどもあるが、その発想がある意味天才かもしれないと思う時もある。
Source: イギリス毒舌日記