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お金があっても幸福になれるとは限らないが、不幸を避けることができる。
僕自身もセミリタイア達成で、大いに実感しているところ。

しかし、お金で避けられる不幸は限定的であるとも思います。

結論から言うと、1度問題が起こってしまうと、お金があるからと言って、不幸を避けることは難しい。
一方で、問題が起こらないようにするために、お金は力を発揮します。

例えば、今話題になっている、山口・阿武町で給付金4,630万円を誤送金してしまい、振込相手が返金できないと言っているニュース。

誤送金をしてしまった担当者は、きっと大きなストレスを感じて、めっちゃしんどいでしょう。
仮にこの担当者が、3億円ぐらい資産があったとして、ストレスを和らげる(不幸を避ける)ことができるでしょうか?
答えは、たぶんNO。

ソッコーで退職して今後一切関わらない、失敗を綺麗サッパリ忘れることはできません。
回収不能となった4,630万円を自分で穴埋めして、問題を収束させることもできません。

一定期間は自分の失敗に向き合う必要があり、無力とまでは言いませんが、お金の力は半減します。
実際に、大きなお金を持っていても、仕事で悩みを抱えている人は、たくさんいることでしょう。

しかし、3億円あれば、仕事の失敗を避けることはできます。
失敗すると大事になり、自分が不幸になる可能性がある仕事には就かない。
3億円あれば、生活に何ら心配ないので、それができます。

同じことは、健康についても言えます。

1度病気になってしまえば、お金を積んだからと言って、すごい医療が受けられる訳ではない。
バカ高い最先端医療よりも、健康保険適用の標準治療のほうが良かったりもします。
高額療養費制度や最悪生活保護とかもあり、お金がなくて医療が受けられずに死ぬってケースは少ないかと思います。

一方で、食事や生活環境、定期的な検査にお金を掛ければ、病気のリスクを下げるをことができます。
この点では、お金があるほうが圧倒的に有利。

お金は、問題解決よりも、問題発生リスク軽減においてより有効。
お金で不幸を避けられるってのは、こういう意味だと認識しています。

お金で避けられる不幸の特性を理解して、効果的に使っていきたいものです。
Source: Time is money  キムのお金日記