今日の朝は−1度。
昼まで太陽が見えたが、午後から雷と雪、雹が振り再び極寒の4月になった。
今日も息子のサッカーの練習があるかと思うと、連れて行って1時間待ち、また連れて帰らねばならない面倒さが苦痛になる。

去年だったか、サッカーの練習中に少年が雷に打たれて亡くなる事件があった。
スパイクを履いていた少年に命中し、そうでなかったコーチは無事だった。
なぜコーチではなく少年だったかとニュースで言っていた記憶がある。

夕方になり再び青空が戻ったカーライル。
そもそも天気予報は1日晴天であったのだ。
ああ、これで雨にも雪にも合わずサッカー練習ができると息子と話しながら用意していたら、夫の携帯電話がピンピン鳴り出した。

夫が加入させられている、息子のサッカーチームのグループチャットであった。
コーチが業務連絡の為に作った保護者用グループチャットである。
が、最近は保護者が文句を言い合う場になっており、それをコーチが見ると分かっての投稿であるから私は参加しない。

さてピンピン鳴り出した理由は、雷が昼間一度鳴り響いたから練習はキャンセルすべきだという内容だった。
コーチは「雷は鳴り止み、今は青空。来たくないなら、それはあなたの選択だ」とした。
一人の母親は「雷に殺されたくない。だから行きません」と書き込み、ほんまに来なかった。

ニホンカラキマシタ熱血部活世代の私には、このやり取りが信じられない時がある。
え‥コーチに‥監督にそんなん言うてエエのん‥?
白いモンも黒や言われたら黒や言わなアカンのやで‥それが監督と選手やで〜!と思ってしまう。
バスケ部顧問が「アホかお前ら、これは小雨じゃ!早よ行かんかい!!」と巻き舌で言うたら、それが例え横殴りの雨でも小雨になるのである。
これは小雨や‥これが小雨や‥小雨やから練習出来るんやで〜!!とやるしか無いのである。
なのに昼間一回鳴った雷でキャンセルすべきと言うてエエのか‥
ドキドキしてしまう中学生のままの私である。

その中学生の時の話である。
その日、バスケ部顧問は珍しく忙しく、練習に顔を出せないからとキャプテンに練習メニューを書いたノートを渡した。
夕方、段々ボールが見えなくなってきていた運動場の上空に一台のヘリが低空飛行で飛んできた。
視力を奪う明るさの照明を照らし、耳をつんざく音の中、ヘリから「市民の皆さん、ただちに建物内に避難して下さい。近隣で強盗事件が発生し、犯人は逃走中」と言った。

この時、運動場には野球部、ソフトボール部、女子バスケ部がいた。
不思議な事に誰も練習を止めなかったが、一応顧問に言うて来るとキャプテンが職員室に行ったが、顧問は「大丈夫やろ。ハヨ終わったらハヨ帰れるやんけ」と言い、私らは練習メニューをこなして帰宅した。

その夜、ニュースにクラスメイトの清原さんが出ていた。
インタビューを受けており、強盗を見た話をしていた。
強盗はホンマやったんやと、チビりそうになった。
翌朝、清原さんに聞いたら、「○○郵便局に包丁を持った男が入ってきて、金を奪って逃走した場面に出くわしてん」と言った。
それでインタビューを受けたのだと言った。

翌朝のその時点で犯人は捕まっていない。
結局2,3日して捕まったはずであるが、顧問が私らを心配しなかった事だけは、未だ忘れない私である。
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Source: イギリス毒舌日記