ドキドキ 蒼介、
「どうぞ、みんな、食べて、飲んで。」

その声に流美、麗亜、将輝、
「いただきま~~す。」

和奏、笑顔で、
「どうぞ~~。」

麗亜、
「わは。美味しそう~~。シュークリーム。」

和奏、
「うん。流美さんからの頂き物。早速ね~~。」

栞奈も理沙も、
「わお。おいしそう~~。」

栞奈、
「いっただき~~。」

蒼介、一口、
「うん。んまい。はははは。」
そして蒼介、
「あっ、そうだ。」
そして将輝を見て、
「将輝君。」

将輝、目をキョトンとして、
「あっ、はい。」

「お願いが…、あるんだけど…さ。」

その声に将輝、
「はい。」

「これからも、ウチ、来て、バスケ、やってくれない…???」

その声に将輝、そして理沙も、ドキン。

将輝、
「はっ…???…えっ…???」
目をパチクリと。

和奏、流美の顔を見て、
「……。」

理沙は口を尖らせて…。

蒼介、思わず右手を頭の位置まで…。そして、
「あっ。ごめんね。いきなりこんな事言って。」

将輝、
「あ、いや…。え…っと~~。」

蒼介、
「ははは。実を言うとさ。」
そして庭のバスケットリンクを見て、
「我が家のアレ、どんどん使ってもらいたい訳よ。確かに、今、理沙、頑張って使ってる。…練習…、してる。…けど。実際に、将輝君みたいにダイレクトに使ってくれる人って…、いない訳よ。…そういう意味でも、実際に使ってくれる人がいるだけで、俺も…、かあさんも…、嬉しい…んだけど…。…どうかな…???」

その話に、それぞれ…、沈黙。

蒼介、その沈黙に、
「あっ、ごめん…。まずかったかな。こんな話して…。」

流美、
「あ、いいえ…。私どもとしては、嬉しい…。」
そう言いながら将輝を見て…。
「でも、みなさんの…ご迷惑に…。」

その時、
「くく。」
和奏、
「いいえ~~流美さん。」
そして口を噤んで、
「もぅ~~。そうして頂ければ、願ったり叶ったり。」

母親の声に栞奈、目を丸く、口を窄めて、
「わお。」

理沙は、少し膨れっ面で…。

数秒後、将輝、
「い…、いいん…、ですか…???」

蒼介、
「あ~~。うん。もちろん。」

「…けど…。俺…。いや…、僕…。」
そして将輝、理沙を見て…。

すると、一同、理沙を見て。

蒼介、
「理沙。」

和奏も、
「ねっ、理沙。」

栞奈は、
「かかかか。」

みんなが自分を注目しているのを…、理沙、
「へっ…???…い゛っ。私…???…い…や…。私…。…って…。」
右左見ながら…。

そんな理沙を見て蒼介、ニッコリと頷く。

いきなり理沙、両手を振り振り、
「いや。いやいやいやいや。私…。いや…。私は…、何も言えないよ。だって、あれだけの事、やってくれたの…、おとうさんと…おかあさんだし…。それに…、学校の授業のオンラインだって…、お姉ぇの提案だし。」

流美、
「うわお。理沙さん、オンラインで授業…。」

和奏、そんな流美に、
「えぇ…。理沙の部屋で…、パソコンで…。」

流美、頷きながら、
「ふ~~ん。凄いですね~~。」
そして流美、
「ねぇ、将輝~~。お言葉に、甘えて…。」

将輝、そんな流美を見て、
「流美姉ぇ。」

ボソリと理沙、
「私は…、うん。まぁ…、何も…言えないし…。まっ、構わない…けど…。」

そこに栞奈、
「おほ。」

「いや。だってさぁ。私…、今の、この状態で。ただ、今までバレーやっていて、いきなり今度はバスケって決めたけど…。単にバスケの練習見て…。…で、単にイメージだけで…。それで…、庭にバスケットコートとリンクが出来て…。…なんて…言うか…、やっと、スタートラインに…立てた…、みたいな…。」
そこで理沙、顔を傾げて…、苦笑いして、
「まっ、スタートラインに、立てたのか…は、まだ、分かんないけど…。」
そして、
「ん~~。学校の友達も来て、使って…いる事は…、いるんだけど~~。」

流美、
「へぇ~~。そうなんだぁ~~。」

「…でも、本格的に…、使える人って…、いないし…。」

蒼介、
「うん。じゃ、決まり。…で、いいね。将輝君。」
将輝にお辞儀をして蒼介、
「よろしく。」

将輝、
「あ…、あ。は、はい。」

麗亜、将輝の隣で、
「ふふ。良かったね、お兄ちゃん。」

蒼介、
「ウチは…、場所、もぅ…分かった…???」

将輝、その声に、
「えっ…???え~~。あっ。はい。」

信じて…良かった。   vol.085.   「お願いが…、あるんだけど…さ。」

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

《PR》
庄司紗千 きっと大丈夫

※ご本人の承認の下、紹介させて戴いております。

アメーバ

Source: THMIS mama “お洒落の小部屋