ドキドキ 「さ~~~てと~~。次は茉祐子と恭弥だ~~。」
結婚ディナーから帰宅しての薫子。

凛久、
「それにしても、さすがにTBAテレビの局次長、凄いですよね~~。あんなに盛大に~~。」

茉祐子、
「私もびっくり。」

薫子、
「もぅ~~~。あそこまでやるなんて~~。」
困ったような笑顔で…。けれども、
「うんうん。…でも、感謝しか、ないよね~~。」

茉祐子、
「そうそう。まっ、甘えられるときは、しっかりと…、甘えても~~。」

その茉祐子の声に薫子、
「ヨ~~シ~~。んじゃ、茉祐子~~。恭弥~~。あんたたちの結婚式は、覚悟しておきなさいよ~~。」

瞬間、茉祐子、
「あ~~ん、おかあさ~~ん。何事も…、押さえて、押さえて。もぅ緊張は懲り懲りだから~~。」

その声に凛久、
「かっかかかか。確かに。あのCМの撮影~~。」

恭弥は、
「それに、グランドビュアーのパーティね~~。かかかか。」

そんな恭弥に茉祐子、恭弥の左脇腹を右親指と人差し指でギュッと。
「もぅ~~。恭弥さ~~ん。」

恭弥、
「痛~~って。」

薫子、
「ささ。取り敢えず、乾杯…、しましょ。その内、真純さんや聖子さんたちも来るから…。先に…。」

そして…6月の第1週目の日曜日に、千晶と岩槻柊(いわつきしゅう)の結婚式。
薫子と凛久の結婚式同様に、ルーシーとダニエルから千晶、思いっきりのハグ。
そして茉祐子からも…。

迅、
「しっかし…、まさか…、今月末の土曜日に、またここで、今度は茉祐子の結婚式とは…。凄ぇなぁ~~。」

凛花、
「うんうんうん。なんだか、幸運の連鎖って感じ。」

愛耶乃、
「だ~~ねぇ~~。いいわ~~。うん。」

そして、最後のブーケトス。

その…ブーケを取った…人が…。

「お~~っと~~。」
勇吾。
「は~~っははははは。」
そして隣の瑛輔の右肘を左肘で突っついて、
「来栖だぜ~~。」

女性連中から、
「キャ~~~~。」
そして拍手。

茉祐子も和歌葉も、
「来栖ちゃ~~ん。や~~り~~。」

実は、既に数か月前から巴と瑛輔の交際が発覚。順調にふたりは付き合っていた。
無論、勇吾と文歌の付き合いも順調に…。

その後、千晶はハネムーンでフランスへ…。

そして茉祐子の結婚式。同じ式場ではあったが、千晶の時とは別にゲストの人数。
その人数は薫子の時よりも…。

TBAテレビのスタッフ。そしてナターシャ。ルーシーとダニエルはもちろんの事、
他にも篠田真理オフィスから、果てはグランドビュアーの社長、そして専務と常務。
相当たるメンバーの中で執り行われた。

全て恭弥のリードで茉祐子。

玲、久しぶりに会う真理に、
「しっかし、あんたも凄い人、見つけたよね~~。」

そんな玲に真理、
「ん~~???かかかか、成宮さん…???」
そして真理、少し考えて、
「ん~~。ある意味…、原石…、かも…。」
そして玲にニッコリと…。

玲、
「おやおやおや。原石~~。」

「あの子、成宮さん。もしか…したら…。とてつもないこと、やってくれるかも…。ふふ~~ん。私の…勘だけど…ねっ。」
そして真理、
「ねね、それより、旦那様の…芥川…恭弥…???…どんな人なの…???…新規立ち上げの事業のディレクターに抜擢って、聞いたけど…。」

その声に玲、
「ふふ~~ん。かかかか。それこそ、凄いよ。」

一颯、薫子に、
「いやいやいや。かかかか。何とも、凄い顔ぶれだね~~。」

後田も、
「成宮ちゃん、私までお招き…。ありがと。」

薫子、
「いえいえいえ。とんでもございません。局次長の御蔭で、私と凛久のディナー。盛況に…。感謝しております。」

一颯、薫子の隣で笑顔の凛久に、
「どう…???成宮家、慣れた…???また、うちにもおいでよ。こう見えても、しっかりと親戚付き合いなんだから。」

凛久、
「はい。ありがとうございます。」

後田、
「しっかし、見事にお似合いのカップルだよね。霧島君と成宮ちゃん。」
そこまで言って、
「おっと、失礼。成宮凛久さん。だった…。」

凛久、
「いえいえいえ。後田局次長、いつもお世話になっております。」

薫子、遠くに見える、たくさんのゲストからの祝福に、
「茉祐子、うん。しあわせそう~~。良かった~~。」
そんな薫子の頬に一滴の涙。

凛久、そんな薫子の左肩を抱いて、
「うん。」

薫子は、そんな凛久の背中に右腕を回して…。

薫子の左隣には一颯、そして後田。けれども、その間に割って入ってきたのが、
「麗奈~~。茉祐子と恭弥~~。ワ~~イ。」
1歳5か月になった麗奈を抱き上げての美珊。

一颯、
「おっと、来た~~。」

後田、
「はは、麗奈ちゃんだ~~。」

一颯、美珊から麗奈を受け取って、
「ほ~~ら、麗奈~~。かかかかか。」

薫子、
「うんうんうん。かっわいい~~。」

そして、凛久の隣にはダニエル、そしてルーシー。

ダニエル、
「マユコ、スゴイヨネ~~。ビュ~ティフ~~。」

そして、ルーシーの隣には愛耶乃。
「なんだか…、茉祐子…、圧倒されるほど奇麗に…、そして…、大きく見えるって…、私だけ…???」

そんな愛耶乃の声に薫子、
「えへ~~???」

途絶える事のない茉祐子と恭弥への祝福。

遠くから見守る薫子、頭の中で…、
「…茉祐子~~。愛…、ありがとうね~~。宝物だよ。」

そして、多くからの祝福を受けている茉祐子も、頭の中で、
「…おかあさ~~ん。愛…、ありがとう~~。」

―――― Fin ――――

薫子と茉祐子~その愛~   vol.253.   「愛…、ありがとう~~。」

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

《PR》
庄司紗千 きっと大丈夫

※ご本人の承認の下、紹介させて戴いております。

アメーバ

 

Source: THMIS mama “お洒落の小部屋