ドキドキ 4月某日、都内の某ホテルのレストランにて、
薫子と凛久の結婚ディナーが執り行われた。

周りが結婚式くらい盛大にやればいいのに。と言う言葉に、薫子も凛久も、
「なんで、2度目の結婚なのに盛大にぃ~~???」
「いや…。30になって、盛大にって言われても…あんまり…。」
…との事で、結婚式はせずに…。

…と、周囲にはふたり、話してはおいたの…だが…。
そのふたりの考えをそっちのけで、勝手に段取りをした人物。
TBAテレビの局次長の後田と一颯である。
「何てったって、成宮ちゃんだよ~~。バ~~ンとやってやろうじゃないのよ~~。」

そんな後田の声に一颯も、大きく頷いて、
「…ですよね~~。」

そんなふたり…。結婚式と同等クラスのディナーと言う事で、
高級ホテルのレストランでのディナーを企て、ふたりの口利きで実現。
しかも…、破格の割引によって…。

段取りが決まった。の連絡に薫子、
「うそ―――――――っ。なんで、そんな大々的になるのよ~~。普通に…、食事会したいから…場所って…お願いしただけなのに~~。」
と、一颯に食らい付いてはみたが…。

周囲の説得に、薫子自身、折れる以外になかった…。

「これじゃあ、もぅ~~。結婚式と同じくらいのスケールじゃな~~い。どうすんのよ~~。」

それには凛久も、
「まぁまぁまぁ…、押さえて、押さえて…。」

当の本人たちより、取り巻きの方が…、とにかく意気込みが凄かったのだ。
内輪だけでの…と、思っていた薫子のイメージも崩れ…、
結局は、あれやこれやと…。100名程のゲスト。

そして、このパーティのMCつまりは進行役も、
「一颯ちゃんで、いいんじゃない。」
との、後田の鶴の一声。

その声に、
「お~~し。」
と、胸を張る一颯。

もぅ、どうにでもなれ…的風体の薫子。
周りが放っておかないと言うのが怖いくらい。

ディナーの最中に薫子、凛久に、
「これ…って…、食事会に見える…???…セレモニーだよ、どう見ても~~。」
呆れ果ててはいるが、本心はしわあせの困った笑顔で…。

ウェディングドレスもない。タキシードもない。
そして…ウェディングケーキすらも…。唯一行ったのが、結婚指輪。

次々と薫子と凛久の席に瓶ビールを持ってのゲストたち。

愛耶乃、
「もぅ~~。先生と霧島さんが結婚するなんて聞いて、び~~っくり~~。おめでとうございます。」

薫子、笑顔で、
「茉祐子が、いつもお世話になっております。ありがとうございます。」

そして初めての対面でもあるナターシャ編集長の多喜。凛久に、
「霧島~~。なんだ、なんだ~~。まさか、成宮先生が奥様に、な~~んて。」
笑顔で睨みつけて…。
「先生…、おめでとうございます。」

薫子、
「ありがとうございます。今後ともに、よろしくお願いします。」

そして美祢、ふたりに握手をして、
「おめでと。うん。お似合い。」

エクレールのスタッフたちも、次から次へと…。

そして、この会場には日本人以外にも外人が…。
薫子、席を立ち、しっかりとルーシーとダニエルにハグ。
「ルーシー~~。ありがとう~~。」

ダニエル、
「オメデトウ~~、センセイ~~。」

さすがに涙が零れて溢れる薫子。ダニエルに抱かれながら何度も頷く薫子。

千晶、茉祐子の隣で、
「しっかし…、凄いスケールよね~~。まさか、こんな盛大な食事会って…。びっくりだよ~~。」

茉祐子、
「かかかか。TBAテレビの局次長と六条さんが段取りしたって話だから…。凄いことになる訳だよね~~。」

そして千晶、茉祐子の隣の恭弥に、
「恭弥さ~~ん。マユの事、よろしくお願いします~~。」

その声に恭弥、
「こちらこそ~~。是非、是非~~。」

「それにしてもまたまたび~~っくり~~。」
千晶。

そんな千晶に茉祐子、
「ん~~~???…あぁ~~。うんうんうん。…って言うか、私の方がびっくりした~~。」

実は、茉祐子と恭弥の結婚式と、千晶の結婚式、結婚式場が同じ場所なのだった。
しかも、ふたり…共に、同じ6月。正にジュ~ンブライド。

千晶、
「ふふ。嬉しかった。」

茉祐子、
「かかかか。うん。私も…。」

薫子と茉祐子~その愛~   vol.252.   4月某日、都内の某ホテルのレストランにて…。

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※ご本人の承認の下、紹介させて頂いております。

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Source: THMIS mama “お洒落の小部屋