ドキドキ  「茉祐子に、言われちゃった~~。」
薫子。
「私…、考えて見れば、自分の娘に、悲しい…、そして辛い思い…、させてたんだって…。」

凛久、そんな薫子を見て、
「先生…。」

「…そんな…、いつまで経っても…、成就することのない方向ばかり…、目指していたって…。単に時間ばかりが過ぎて、新しい一歩は踏み出せないって…。」
薫子、ひとつ、咳払いにをして、
「だからね。茉祐子に…、私。分かった。茉祐子の言葉に従うって…。」
凛久の顔を見て薫子。
「私、茉祐子に、そう言った。」

凛久、
「先生…。」

薫子、顔を笑顔で傾げて、
「茉祐子、喜んでくれてた。おかあさんには…しあわせになってもらいたいって…。」

数秒の沈黙。

「あの子、すんごい、悩んだはず。」

その声に凛久、
「そう…でしたか~~。…って言うか…、そう…ですか~~。」
そして凛久、
「僕…、茉祐子ちゃんに…。なんだか…。」

その瞬間、薫子、
「ストップッ!!!!」
いきなり凛久の前で右手の平を…。
「それから先の事は…、霧島さん、言っちゃダメ。…茉祐子が…傷つく事になる。…あの子、しっかりと…受け止めたんだから…。…後ろは…振り向かない。」
そして薫子、
「茉祐子を傷つけちゃダメ。あの子、初めて人を好きになった。」
そして薫子、ニッコリと顔を傾げて、
「凄い事だよ。人を好きになるなんて…。」

凛久、
「先生…。」

薫子、
「だから…。私、茉祐子のためにも、しあわせになるって…決めた。だから…、霧島凛久~~。頼むよ~~。」

その声に凛久、途端に照れながら、
「あっ。いや…。」
そして顔を傾げて…、
「先生…。」
薫子に頭を下げて、
「よろしく…、お願い…します。」

そんな凛久に薫子。
その時、傍に来た店員に、
「あっ。ありがと。」

店員、お辞儀をして席を離れる。

薫子、新しいビールグラスを手に、
「かんぱい。」

こちらはジョッキを手に、凛久、
「乾杯。」

そして薫子、ビールを飲み、
「ん~~~。お~~いし。」

その後、薫子、帰宅して…。

先に帰宅していた茉祐子に、凛久との事を報告。
そんな薫子に抱き着く茉祐子。

薫子、茉祐子を抱き締めながら、茉祐子の頭を撫でて、
「うんうん。ありがと。」

そしてこちら…。凛久もその日のうちに、侑里に報告のライン。

侑里、
「おっと~~。そっか~~。…うん、了解。」

そして、その後、時間を経てさまざまな人に…。

一颯、スタジオの廊下で薫子本人から、
「うそ。…えぇ~~~???マジ…???」

薫子、
「えぇ…マジ。ふふ。そういう事だから、今後…共に…。」

一颯、いきなりの報告に、何かしら動揺を隠せず、
「あ、あ~~。うん。うんうんうん。分かった。わ~~お。」

そんな一颯から美柵に…。美柵、
「うそ―――――――っ!!!え~~~~???」

一颯、
「かかかかか。やられたよ。」

そしてこちら、ルーシー、
「ワッツ!!!!」

ダニエルも、
「ワッ、ドゥユミーン…???」

茉祐子、隣に座っている凛久を見て、
「だから~~。霧島さんとおかあさん。これからは、正式に、お付き合いするぅ~~。」

ルーシー、途端に、
「エッ…??? エッ…???…ドウシテ…、マユコト…???」

そのルーシーに茉祐子、
「かかかかか。いいのよ、ルーシー。これがナイスチョイス。一番の選択だもん。」

まだ、何がどうなっているのか頭を傾げているダニエルが、
「ト…、トリアエズ…。キリシマ~~。コングラチュレーション。」

凛久、そんなダニエルに、頭を軽く下げ、
「ありがとうございます。」

ルーシー、顔を横に、
「マダ、シンジラレナ~~イ。テッキリ、マユコトバカリ~~。」

茉祐子、そんなルーシーに、
「アイムソ~~リ~~。」
口をへの字にして。

ルーシー、そんな茉祐子を、
「オ~~。マイリルガ―、マユコ~~。」
茉祐子の後ろに回り、茉祐子を抱き締めるルーシー。

そして、こちらでも…。

「キャハ~~。や~~った、やった、やった。うんうんうん。おめでとう~~。とうとうやったわね~~薫子ちゃ~~ん。キャッハハハ。ナ~~イス~~。」
恵津子。

夕方の教室で…。
「グッド、ニュース。」
恵津子、口をグンニャリと…、そして右親指を立てて…。

薫子と茉祐子~その愛~   vol.240.   「茉祐子に、言われちゃった~~。」

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※ご本人の承認の下、紹介させて頂いております。

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Source: THMIS mama “お洒落の小部屋