ドキドキ 帰宅しての茉祐子。
「ただいま~~。」
リビングに…。

テーブルで薫子、パソコンを使っている。
「おかえり~~。ご飯は~~???」

茉祐子、
「うん。大丈夫、済ませて来た。仕事の事で、羽田さんから連絡があって、ついでに食事も…。」

薫子、わずかに目を動かして、
「あ~~ん、羽田さん…。うん。うんうんうん。そっか。ごめん、茉祐子ちゃん、今日は私、明日、早いからもう休むわ。」

「あ~~。うん。うんうんうん。おやすみ。私も、もぅ…お風呂入って休むから。」
「うん。じゃね。お休み。」

茉祐子に手を振って、薫子。
「おやすみなさい。」

けれども、中々寝付けない茉祐子。
途中、ベッドの灯りを付けて…。デジタルを…。
「え~~。2時~~~。もぅ~~。眠れないよ~~。」

そして…次の休日。珍しく家にいる茉祐子。
そんな茉祐子を不思議に感じている薫子。けれども、そんな素振りは一切せずに…。

そんな折、午後から真純と聖子が成宮宅に…。
「こ~~んにちは~~。」

薫子、玄関に。
「あら、いらっしゃ~~い。はは、お揃いで~~。」

真純、
「はは。またまた、いきなり押し掛けちゃった~~。」

薫子、
「どうぞ、どうぞ。大歓迎~~。」

聖子、
「茉祐子もいる…???」

「えっ…???えぇ~~。」

その声に聖子も真純もニッコリ。

薫子、そんなふたりに目を丸く、
「うん…???」
そして階段に向かって、
「茉祐子ちゃ~~ん、真純さんと聖子さ~~ん。」

すると2階から、
「あ~~、は~~い。」

リビングに真純と聖子と一緒に薫子。

聖子、バッグから箱を…。
「ジャジャ~~ン。オーストラリアから送られて来たの。私とおとうさんふたりじゃ食べきれないから…。お裾分け。真純さんにはさっき、お邪魔してあげできたから、これは成宮家に。」
薫子に、
「オーストラリアからスコットと夢乃との結婚の許しのお礼だって…。」

薫子、
「へぇ~~~。何とも…律儀な…。」

聖子、
「そして、これ。」
一枚のDVDを…。

キョトンとして薫子、
「DVD…???」

そこに茉祐子、
「はい。真純おばちゃん、聖子おばちゃん、こんにちは~~。」

聖子に真純、
「あ~~、はい、茉祐子~~。」

薫子、茉祐子に、
「オーストラリアから夢乃ちゃんの結婚の許しに、送られてきたんですって…。」

茉祐子、
「へぇ~~。クッキーだぁ~~。…ってか、こんなにたくさん…???」

聖子、
「ん~~。凄い量。食べきれないから、お裾分け。」

「ひゃ~~。」
「そして、これ。」

茉祐子もそのDVDを見て、
「DVD…???」

聖子、
「とにかく…ご覧あれ。」

薫子、レコーダーにセットして…。スイッチを…。

画面に現れた映像、オーストラリアの景色。

薫子と茉祐子、
「わぁっ、綺麗~~~。」

聖子、
「うんうん。」

そしてその映像に出てくるふたりの男女。

「わぁ。」
茉祐子。

薫子、
「も…、もしかして…、この人が…???」

聖子、
「うん。夢乃の結婚相手、スコット、マクドナルド。」

茉祐子、
「凄~~い、か~~っこいぃ~~。」

薫子、
「うんうんうん。しかも…ダイナミックだわ~~。凄い体格。ハリウッドの映画スターって感じ。」

茉祐子も、
「うんうん。ほんと。夢乃ちゃんのスマホの画像では見たけど…。凄いわ。こうやって、映像で見ると。」

真純も、
「まさかね~~。夢乃ちゃん、こんな素敵な人と結婚なんて…。はは。う~~らやましい~~。」

映像は殆どが夢乃とスコットではあったが、その他にも男性と女性が…。

聖子、
「この男性がインターン。そしてこの女性が夢乃と…、確か…、一緒の人って…言ったかな…???かか、詳しくは分かんないんだけど…。」

茉祐子、
「うんうんうん。そんな風に夢乃ちゃん、言ってた。」

映像は凡そ丸一日を編集して30分程度で…。

「そっか~~。夢乃ちゃん、結婚…決まったか~~。」
真純。お茶を飲みながら…。

聖子、
「お蔭様で…。」
ニッコリと…。

そして、真純に、
「真純さんの…、勇吾君…。ん~~???」
真純にニッタリとしながらの聖子。

そんな聖子に、真純、にこやかに、
「な~~に~~。かかかか。そ~~んな~~。もぅ、や~~だぁ。」

瞬間、茉祐子と薫子、目を真ん丸く…。

薫子と茉祐子~その愛~   vol.231.   次の休日。珍しく家にいる茉祐子。

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Source: THMIS mama “お洒落の小部屋