ドキドキ 話しを聞いて侑里、
「そっか~~。渡会さんか~~。」

「茉祐子さんとは、一番の友達みたいで…。」
凛久。

「ふ~~ん。そっか~~。…で、その渡会さんから言われて茉祐子さん…、霧島君に…。」

そんな侑里に頭をコクリと…、
「そのようで…。」

「…で、霧島凛久、あなた…、これから…。」
頬杖をしながら、そのまま凛久の顔を侑里。

「えっ…???…これからって…。羽田…さん…???」

グラスの中のアイスコーヒーをストローで飲んで侑里、
「茉祐子さん…、妹みたいにしか…感じない。…で…、霧島君が好きな女性と言うのが…、成宮先生…???」

その声に凛久、目を丸く、
「えっ…???」

侑里、すかさず、
「かかかか。図星だこりゃ。」

凛久、目をパチクリと、
「は…、羽田…さん…???」

侑里、椅子の背もたれに背中を…、
「ふふん。前は私に、成宮先生の事は…、否定は…してたけれどね~~。その実は…。」

凛久、多少なりとも両眉を吊り上げて…、
「羽田…さん…。」

侑里、
「ふふん。まっ、察しは…ついてた。」

「えっ…???」
「あれだけ仲良さそうに…。」

凛久、途端に、
「仲…良さそうに…???」

侑里、
「…けどさぁ、それは良いけど、霧島君、あなたが成宮先生…好きって…、それって…、成宮先生…本人は…???」

その侑里の声に凛久、少し躊躇いはしたが…、
「えぇ…、知ってます。僕から…告白…しましたから…。」

途端に侑里、目を真ん丸く、
「わお。なんと…、告っちゃってた。」

「えぇ…。」

すると今度は侑里、テーブルに身を乗り出して…、
「…で、で…。先生の反応って…???」

凛久、
「…反応…って…。」

「先生に…、好きですって…言ったんでしょ…???」

目をパチクリさせながら凛久、
「え…、えぇ…。」

「先生…、何て言ったの…???」

凛久、
「あ…、あぁ…。えぇ…。先生…も、僕の事…、好きだって…。」

途端に侑里、
「うそ~~~~。」

その声が少し大き過ぎた。
近くにいたウェイトレスと他の客も、その声の女性に振り向いて…。

侑里、
「わっ。と~~。」
そして今度は声を低く、
「な、なになになに。マジで先生も霧島君を…???」
思いっきり身を乗り出して侑里。

そんな侑里に凛久、
「え…、えぇ…。」

「す~~~んごぃ。まさか…、あの…、成宮先生が…。霧島君を…。」
頭を傾げながら…。そして腕組みをして、
「ふ~~~ん。…って、凄い展開だわ…。…まさか…。」

凛久、
「…って言うか…、僕自身も…実は、びっくりしましたけど…。」

「うんうんうん。そりゃ当然…。」
「…けど…。」

「…けど…???」

凛久、
「えぇ…、けど…。」

侑里、
「…けどって…。…何が…けどよ。」
そこまで言って侑里、目に付いた腕時計の時間を見て、
「わっと~~。…そろそろ…出なきゃ。」

凛久も腕時計を見て、
「あっ。ですね~~。」

侑里、
「続きは後で…。ここ、出てからでも…。」

「分かりました。」

そして…、歩きながら…。

侑里、
「…で…、けど…、何…???」
凛久を見て…。

凛久、
「実は…。先生…、僕の事、好きって、言っては…くれたんですけど…。」

「うん。」
「…でも、その…、僕の事を…好きになるのを…やめたって…。」

その声に侑里、
「はっ…???」
歩みを止めて、立ち止まり、
「…えっ…???…どういう事よそれ…???」

立ち止まった侑里に振り向いて凛久、
「実は…、僕…、茉祐子さんから、好きだって言われた事、先生に…話したんです。」

その瞬間、侑里、
「わっ!!!…なんでそういう事、先生に話すかな~~。」

凛久、
「いやいやいや。だって…、先生と茉祐子さん、血は繋がってなくっても、親子ですから…。そんな…、黙っていられる訳、ないじゃないですか~~。…そうでなくとも、後々は…分かってしまう訳ですから…。」

立ち尽くしたままで侑里、
「まぁ…。そりゃ、そうだけど~~。あっ。」
そして、また歩き始めて…。けれども侑里、
「ん~~~。なんか…。」
頭を傾げて、
「違うような…、気もするけどな~~。…あっ、…で…???その事、先生に話して…。」

凛久、
「それからです。先生…、僕の事、好きになるの、やめたって…。…つまりは…。」

侑里、
「…つまりは…。」
そこまで言って侑里、目をキョロキョロと…、
「あっ、あ~~~。そっか。な~~るほど…。」

そんな侑里に凛久、
「えっ…???」

薫子と茉祐子~その愛~   vol.225.   「霧島君が好きな女性と言うのが…。」

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Source: THMIS mama “お洒落の小部屋