PXL_20211203_145936594.jpg

約1年ぶりの読書感想文です。

8月下旬までは社労士の勉強で、本はほぼ読んでいませんでした。
以後は読書してますが、小説等の単純に面白い本を読んでおり、ブログで共有する気づきは特にありませんでした。

今回は、マネー系の小説で少し思うところがあったので、紹介します。

Phantom [ 羽田 圭介 ]

価格:1,540円
(2021/12/3 23:11時点)


主人公の華美は、生活費を切り詰め株に投資することで、5,000万円の金融資産を保有することを目標にしています。
米国高配当株中心に投資をして、5,000万円から5%の配当が得られれば、年250万円。
このシステムを構築してしまえば、会社を辞める、贅沢な消費にあてる、倹約生活を継続してシステムのさらなる増強を目指す等、可能性が無限大に広がると考えています。
本書では、お金について様々な価値観を持った人物が登場します。

恋人の直幸は、シンライを介した物々交換の世界へのアップデートを目指す、オンラインサロンに傾倒していきます。

サーフィン仲間の田中は、大手企業に勤めており高給取りですが、酒や○俗で俗っぽく消費して、貯金はほとんどありません。
田中と同じ会社に勤める迎は倹約家で、華美の目標の5,000万円を既に持っていますが、株は一切せずに、全て預金です。

華美の両親は、金融知識など一切ない、団地住まいの大衆。

無料投資セミナーで出会った老男性3人は、金融資産1億円超えですが、生活ぶりは生活保護と重なります。

主人公の華美は、これらの人のお金を価値観を考察して、5,000万円で作るシステムの構築を目標すべきか迷う。
例えば、投資セミナーの男性を見て、こんな風に思います。

ブランド品も買わず友達づきあいも制限し、分身のような配当システムを作った先に待っているのは、生活保護受給者たちと同等レベルの配当生活だというのか。

華美と同じように、僕も迷える仔羊です。

退職前は、とりあえずセミリタイアしないと、楽しみもへったくれもない。
明日の命の保証すらない状態でした。
とにかく節約して、投資をして、金融資産を増やす以外に生きる道がありませんでした。

しかし、セミリタイア達成後は、どの程度バイトを許容して、どの程度使っていくのか、選択肢がかなり広がりました。
退職前からすると贅沢すぎる悩みですが、かなり難解な命題です。

華美が様々なお金の価値観に触れながら、自分の考えを整理していったように。
僕も再びマネーの勉強をやり直す時期に来ているのかもしれません。
Source: Time is money  キムのお金日記