ドキドキ  そして凛久、茉祐子に、
「さ~~ては~。言っちゃあまずいこと…、つい、口に~~。」

その声に咄嗟に茉祐子、
「あ~~~。」
両手を上下に、
「ヤバイ、ヤバイ。」

そんな茉祐子を見て凛久、
「かかかかか。つい口に出しちゃったんじゃ、どうしようも…ないよね~~。」

茉祐子、右手を自分の額に。
「もぅ~~。私のバカ、バカバカバカ。」

凛久、
「かかかか。だ~~いじょうぶ~~。そんな…、茉祐子ちゃんの困ること、俺の口から、誰かになんて…。有り得ないでしょ。」

柵に腕組みしたままで凛久。

そんな凛久に茉祐子、下から覗くように、
「ほ…んと…???」

そんな茉祐子の表情に凛久、いきなり、
「いや。…えっ…???…茉祐子ちゃ~~ん。」
少し疑心暗鬼になっている表情の茉祐子に凛久、
「そりゃないぜぇ~~。こうみえて、俺…、出来るだけ、茉祐子ちゃん、守りたいって、思って…。」
そこまで言って凛久。咄嗟に、
「あっ。」
両目をキョロキョロと…。

茉祐子、いきなり目をパチクリと…。
「あっ。いや…。えっ…???霧島さん…。今…、なんて…???」

凛久、少し…悪びれたようでも…、
「いや…。」
咄嗟に左手で頭を撫でて、
「あっ。あ、あ~~。うん。…で、その…、勇吾…。確か~~。エクレールの。」

茉祐子、その声に、
「あっ。うん。」
そして、凛久を見て、
「お願い、内緒に…。」

凛久、今度は、コクリと、
「当然です。確か、茉祐子ちゃんと…。」

茉祐子、
「うん。是枝勇吾。私の従弟。私の…2歳…、年下。」

瞬間、凛久、
「えっ!!!…彼が…???…茉祐子ちゃんの…2歳…年下…???」

凛久の隣で茉祐子、コクリと首を…、
「うん。」
小さく。

凛久、
「へぇ~~~。彼が…茉祐子ちゃんの…2歳…年下。」
顔を傾げて、
「なん…か~~。…って、言うか…、全然…。」
そこまで言って凛久、
「ぷっ。」
そして、
「かかかかか。」

そんな凛久を見て茉祐子、顔を傾げて…。

凛久、
「あっ、ごめん…、笑ったりして…。」
そしてまた頭を傾げて、
「な~~んか…。正直言って、全く…、茉祐子ちゃんの従弟ってイメージ…ない。…と言うか、湧かない。」

茉祐子、
「はっ…???」

「どっちかって…言うと~~。彼…、ある意味…、悪ガキタイプ…???…けど…、なんとも…憎めない。そんな感じ。」
そして、凛久、
「けど…、彼、意外と、面倒見…良くない…???」

その声に茉祐子、口を尖らせて、
「うんうんうん。ほらほら。ウチの部署に、勇吾ともうひとり、海崎瑛輔っているでしょ。」

その声に凛久、
「あ~~。うん。うんうんうん。いつも、その…勇吾君と一緒に。」

「うんうんうん。その子の面倒見、凄い良い。」

「うんうんうん。それは俺も見ていて分かる。エトランゼでも、ふたり…一緒だよね。」
そこまで言って凛久、
「けど…、その…勇吾君が…???」

茉祐子、
「あ、あ~~~。」
そして口を一文字にして…。少しため息。
「夢乃ちゃん…、その…医学生の彼と…。」

凛久、
「うん。」

「そんな風に感じてたら…。勇吾も…。彼女…出来たんだよな~~って…。」

瞬間凛久、
「え゛っ!!!!」

途端に茉祐子、体をビクンと、
「びっくりした~~~。かかかか。」

凛久、
「へぇ~~~。彼に彼女。」

「うん。…まっ、同じ…会社の…、その子は…経理…、なんだけど…ねぇ…。はははは。」

「そっか~~~。茉祐子ちゃんの…、ふたりの…いとこが…。」
そこまで言って凛久、茉祐子に、
「じゃ、茉祐子ちゃんも…、頑張んないと。」

その声に茉祐子、瞬間、目をキョロキョロと…、
「はい…???」

凛久、海の向こうを見て、
「そっか~~。オーストラリアの…。そして…、是枝君…。」

そんな凛久を見て茉祐子、
「……。」

凛久、海を見ながら、そして茉祐子を見て、
「茉祐子ちゃん。」

茉祐子、
「あっ。はい。」

「悪いけど…、付き合ってくれる…???」

その声に茉祐子、
「えっ…???えぇ~~。」

薫子と茉祐子~その愛~   vol.191.   「出来るだけ、茉祐子ちゃん、守りたいって、思って…。」

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Source: THMIS mama “お洒落の小部屋