ドキドキ その声に侑里、
「えぇ…。…でも…、このお願いって…、実は、仕事の事じゃなくって…。完璧に…プライベートなの…。」

茉祐子、
「プライ…ベート…。」

「えぇ…。…でね。」
「はい。」

「申し訳…ないんだ…けど…。」
コーヒーコーナーで侑里、目の前には凛久。凛久の顔をチラリとみて…。
「成宮さん、ちょっと…。電話では…話し…にくい、お願い…なんだよね~~。」

茉祐子、
「電話では…、話し…にくい…。」

「うん。」
「…で…。できれば、直接会って、お話…出来れば…って、思うんだけ…ど~~。時間…作れないかしら…。…で~~。この…お願いって…、実は…、霧島君、関わっているんだ…けど…。」

侑里、最後に唇を尖らせて…。

茉祐子、その声を聞きながら、途端に、霧島という名前に、ドキン。咄嗟に、
「あっ。はい。」

その瞬間、侑里、頭の中で、
「…うん…???」

茉祐子、
「あっ、いえ…。はい。わ…かり…ました。…え…っと~~。」

侑里、
「出来れば…、この2、3日の内に…。お願い…出来れば…。」

茉祐子、少し考えて…、
「少し…、時間…、遅くなりますけど…。それでも…良ければ…。」

瞬間、侑里、
「うんうんうん。それでも構わない。ありがとう。」

「明日…。夜…、8時頃に…、なると思うんですけど…。」

その声に侑里、
「分かった。」
凛久に2回頷いて。
「明日、夜、8時。20時ね。」

「…で、場所は~~。」

侑里、
「あっ、場所は…。申し訳ないけど…。これからいう場所に、来てくれる。」

茉祐子、
「あっ。はい。」
そして侑里の言う場所をメモして…。
「分かりました。」

「エクレールより、少し…離れているけど…。」
「いえいえいえ。構いません。はい。」

「じゃ、お願いできる…???…ごめんなさいね。忙しいのに…。」

茉祐子、
「いえいえ。はい。…はい。分かりました~~。わざわざ…お電話…、ありがとうございます。失礼します。」
通話を切る。

侑里、
「ふぅ~~。」
一息突いて。

凛久、
「さっすが~~。かかかか。」

侑里、
「いやいやいや。まだまだまだまだ。一応、コンタクトは取ったけど、肝心なのは…これから~~。まだまだ安心は…。とにかく…、ふりよ、ふり。ある意味…、彼女には申し訳なく、迷惑な話…なんだから…。」

その声に凛久、口をへの字に、
「ふん。確かに…。」

茉祐子、自分の席から離れて千晶のテーブルに…、
「ごめん、ごめん。」

千晶、
「ふん。…でさ…。ここんとこ…。」

茉祐子、
「うんうんうん。…だよね~~。」

そして…、その帰り。千晶と歩きながら…。

千晶、
「へぇ~~。ナターシャの羽田さんが~~。」

茉祐子、
「うん。プライベートでお願いって…。霧島さん…関わってるって…。…なんだろ…???」

その声に千晶、ニッコリとして、左肘で茉祐子の右肘を突っつく。
「くくくく。マユ~~。ニッ。」

そんな千晶に茉祐子、変顔をして、
「な~~によ~~。」

「くくくくく。」

そして、エトランゼのドアを…。

茉祐子の顔を見た途端にルーシー、茉祐子に駆け寄って、
「マユコ――――――ッ。」
いきなり茉祐子を抱き締める。

千晶、
「わお。」

茉祐子、目をパチクリとさせて、
「えっ…???あ…???」
すぐにハグの理由が分かって茉祐子、
「あ~~。はははは。ルーシー。センキュウ~~。ありがとう~~。」

そしてルーシーに抱かれながらカウンターに。

ダニエルも茉祐子の顔を見て、
「エクセレン。」
ウィンクをして、左手親指を立てて。

茉祐子、そんなダニエルにニッコリと、
「ありがと。うん。」
そして茉祐子、カウンター席のツールに腰掛けて…。
すると…頭の中に、自然に過るコーヒーショップ・ジョージ。
茉祐子、
「ふ~~ん。」
そして、
「あっ、ルーシー、ダニエル~~。おかあさんのエッセー。週刊エマーブル、出たよ。永瀬絢美~~。」

その声にルーシー、
「ワ~~オ。ジャ、アシタ~~。ハニ~~。」

ダニエル、
「OK~~。」

薫子と茉祐子~その愛~   vol.146.   「完璧に…プライベートなの…。」

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Source: THMIS mama “お洒落の小部屋