ドキドキ 店員がふたりの前に、
「お待たせしました~~。生…2つ~~。」

薫子、
「おっ、来た来た。」
 

そして、ふたり共に、
「かんぱ~~い。」

薫子、
「ふ~~~。美味し。」

凛久、
「ん~~~。」
すると、
「あっ、先生…。」

薫子、
「うん…???」

凛久がカバンの中から、一冊の雑誌を出して…。
「はい。これ…。永瀬さんが、先生によろしく伝えてくださいって…。」

薫子、
「わぁ~~。週刊エマーブル。」

「そこの…。何ページだったかな…???」
そして薫子からまた雑誌を…。
「先生…いいですか…???」

薫子、
「えぇ…。」

凛久、ページをぺらぺらと捲りながら…。
「おっと、あった。ここ、ここ。」

そして、そのページを見開いたままで薫子に…。

薫子、そのままで受け取りながら、
「わぁ~。へぇ~~。料理が…好きだから…。かぁ~~。永瀬絢美。」

凛久、
「読んで…いいですよ。僕はもう…既に読ませて頂きましたから。」

薫子、
「ほんと…???じゃ、お言葉に甘えて…。」
そして、
「ん~~???」
1、 2分過ぎて、
「うんうん。うんうん。」
すると、
「へぇ~~。こういう事も~~。さすがは作家さん、観てるわ~~ははは。」
薫子から笑みが零れる。

そんな薫子の顔を見て凛久、にこやかに…。そしてビールを一口。

凡そ10分。薫子、読み終わって、
「ふ~~ん。凄い。嬉っしぃ~~。こんな風なストーリーになるのね~~。ありがたいわ~~。」

「僕も、それを読んで、永瀬絢美、天晴って。」
「うんうん。」

「今日、発売になりましたから…。」
「えっ…???あっ、そうなんだ~~。もぅ~~。霧島さ~~ん。教えてくれたら、私が買ったのに~~。」

その声に凛久、
「いえいえ。…今日、羽田さんと、取材帰りにエトランゼ寄って、その後、僕が良く利用する書店で…。」

「へぇ~~、そうなんだぁ~~。霧島さん、エトランゼ…???」

凛久、薫子に、
「えぇ…。ダニエルとルーシー。かかか。顔なじみになりました。…僕の場合は…エクレール絡みなんですけど…。」

薫子、
「ふん…???エクレール絡み…???」

その時、店員、
「お待たせ…しました~~。」
そしてふたりの前に、
「鶏の唐揚げになりま~~す。そして、フライドポテトに…。だし巻き卵。…と。」
そして、
「また…、お持ち…しますので…。」

薫子、
「ありがと。」
そして唐揚げを見て、
「くく。茉祐子が…、この唐揚げ、大好きで…。」

凛久、
「へぇ~~。」

「私の…3倍は…、食べちゃうかな~~。」
「え~~???そんなに…???」

「うん。だから、とにかく、作り甲斐がある。うん。かかかか。」

凛久、
「あっ。では…、食べ物も来たことだし、あらためて…。」
ジョッキを持って。

薫子、
「うん。そうだね。」

お互いのジョッキをカチン。
「乾杯」

食べながら薫子、
「ふ~~~ん。榛名さんが切っ掛けかぁ~~。」

凛久、
「えぇ~~。」

「茉祐子が、いつも…、お世話になっております~~。」

その声に凛久、
「なにやら、榛名さん、成宮先生の大ファンとか…。」

「ふふん。」
薫子、
「何かしら…、そのようで~~。でも…、そもそも、ダニエルとルーシーは、宇治川本部長と…。」

凛久、
「うんうん。そうみたいですよね~~。」

薫子、少し困ったような顔で…。
「ふ~~ん。でも、私は…、中々エトランゼ、行けないよね~~。料理教室からは…、結構…遠いもんね~~。まっ、たま~~に。」

凛久も、
「そうみたいですね。…でも、ルーシーが、茉祐子が来るから嬉しいって、言ってましたけど…。」

その声に薫子、
「かかかか。うんうん。それでOKかしらね~~。」

そして凛久、
「…で、先生。例の…。」

「おぅ。」

それから、料理番組の最後のコーナーの打ち合わせが始まる。

凡そ1時間。

薫子、
「うんうん。OK。いいんじゃない~~。」

凛久、笑顔で、
「ありがとうございます。」

そして会計を済ませて外へ。
「ふ~~。食べた、食べた。」
薫子。

凛久、
「うん。中々~~。居酒屋っぽくもないんだけど…。されど、居酒屋。…しかも…、旨かったですよね~~。」

薫子、
「うん。それは…同感。…さて…、帰りますか。」

凛久、
「はい。かかかか。田園調布。…駅まで、お供…させて頂きます。」

薫子と茉祐子~その愛~   vol.128.   凛久がカバンの中から、一冊の雑誌を出して…。

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Source: THMIS mama “お洒落の小部屋