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昨今のブームもあり、FIRE・セミリタイア・早期退職を目指している方もいると思いますが、正攻法でいく限り長い道のりになります。
10~20年ぐらいが相場で、その間にはピンチの場面も出てくるでしょう。

分かりやすいのは、仕事でヤバい時。
ここでいかに粘り、時には適度に逃げて軌道修正して、安定して資産を積み上げられるかどうかが鍵になってきます。

ですがもう1つ、順調にいっている時も、ちょっとした罠に陥りやすいと思います。

少し昔話をさせていただくと。
基本超ダメ公務員だったのですが、その中でもまだマシな期間がありました。

社会人7・8年目は、失敗した部署から異動させてもらい3・4年目を迎えていました。
慣れて仕事も普通にこなせ、周囲との関係も良好。
駅伝やソフトボール大会で活躍したこともあり、少し人望的なものもできました。

失敗してこの部署に来たものの、上司からは次回の異動で再チャレンジを勧められたり。
同僚からも「金村さん彼女いないんですか?紹介しましょうか?」的なこともありました。

セミリタイアへの戦略として、とにかく負担の少ない部署への異動を直訴する、同僚とも適度に一線を引くことを実践してきました。
しかし、上記の通り順調で、周りからの勧めもあると、考えが揺らぐ。
セミリタイア一直線は、一旦脇に置いて、普通を目標にしてもいいのかなと思ったりしました。

が、結局セミリタイア一直線を選択。
再チャレンジを固辞し、引き続きタルめの部署を直訴。
女性紹介もお茶を濁しておきました。

後で振り返ると、マジであそこで調子に乗らなくて助かった。
希望していったタルめの部署でも苦労するぐらいでした。
再チャレンジで、キツめの部署に行っていたらご臨終だったに違いありません。
人間関係も広げずに、その分お金が貯まった点もよかったですね。

もちろんセミリタイアだけが全てじゃないし、その時々で変化していくのはあり。
しかし、順調な時こそ慎重になって、セミリタイアを目指した動機を思い出していただきたい。

思うに、社会人の序盤で躓いているような人が、少し盛り返したからといって、その後60歳までスムーズにいく確率は相当に低い。

本当に大丈夫なのか?
またあの辛い思いをするリスクを取ってまで、やるべきことなのか?

株式投資と同じで、好調時はなかなか不調時に思い至りません。
しかし、好調時こそ不調時をしっかりと想定して、環境を整えておくことが大事。

老婆心ながら、九死に一生を得た出来事だったので、語らせていただきました。
Source: Time is money  キムのお金日記