ドキドキ その後、数日経って、健匠、仕事中に穂成美を、
「買い物…付き合ってくれるか…???」

穂成美、
「う…、うん。分かった。」

そして教室の車で、ホームセンターまで…。

そして、その帰り、健匠、運転しながら、
「俺…なんかで…、いいのか…???」

その声に助手席の穂成美、
「へっ…???け…。」

健匠、交差点を右に曲がって…。ハンドルを戻して、
「俺…なんかで…。…って、何度も言わせんなよ。」

穂成美、その声に顔を少し赤らませて。ポツリと、口を尖らせて、
「……。あんたしか…、いないもん…。」

健匠、左手で頭を撫でて。
「……。俺…。こんなだぜ。」

その声に穂成美、
「分かってるよ~~。だから好きなんじゃん。」
と、言って、
「あっ。」

「…ったくもぅ~~。」
健匠。
「…ってよ~~。」

穂成美、
「なによっ!!!」

「俺が好きなのは、成宮先生…だっつぅのっ!!!」

その声に穂成美、目を見開いて、
「うそ―――――――っ!!!!」

健匠、
「なんだよ、いきなり。」

穂成美、運転している健匠にシーツに座りなおして、健匠に向かって、
「うそっ。うそうそ。健匠。あんた、薫子先生、好きだったんだ…???」

健匠、ぷ~~たれた顔をして、
「あぁ~~。悪りぃか。」

穂成美、2秒ほど、フリーズ。
そしていきなり、両手を叩いて、
「キャッハハハハハハハハハ。」

健匠、
「はぁ~~~???」

穂成美、
「もしかして。もしかして…、それって…、薫子先生に直接…言ったんだ???」

健匠、
「仕方…ねぇだろ、本人から訊いてきたんだから…。」

またしても穂成美、
「キャッハハハハハハ。そっか~~。かかかか。」

「何…。何そんな…可笑しいんだよ。」
「あっさり先生に、振られたでしょ。ねね???」

健匠、むしゃくしゃした顔をして、
「あぁ…。全く、話になんなかった。」

今度は交差点で、信号は、赤。

「あんた。健匠、先生と13も…違うのよ。それに、先生には義理ではあるけど…、茉祐子さん。茉祐子さんだって、健匠より、3つ年上。」

健匠、ぷ~たれた顔で…、アクセルを踏む。

「先生に、私は未亡人。って…言われたでしょ。」
「あぁ。」

穂成美、腕組みをして、顔をぐしゃりとさせて、
「先生は…。無理だよ~~。健匠~~。レベルが違い過ぎる。」
そして、
「万が一、万が一、先生と結婚…って、なってみてよ。あんた、先生に着いてけないから…。先生も、そんな健匠に…。」
そして、
「かかかかか。」

「あんだよ~~。」

穂成美、
「健匠には…、申し訳ないけど…。さ。」

そんな穂成美を見て健匠、
「だから…???」

穂成美、前を向いて、
「身の程を知れ。」

「ふ~~ん。」

そしてふたり共に、黙り込む。

「健匠。」
穂成美から…。

「あぁ…???」
「ありがとね。私…、健匠、好き。」

健匠、
「チッ。」
口を捻じ曲げて、
「けどさ~~。」

「…ん…???」
「お前の…、その…、俺への、その…上から目線っ。やめろっつぅの…。」

そんな健匠に、穂成美、顔を健匠に向けて、右目の下に右手中指を…、
「べぇ~~~。止めまへん。キャッハハハハハハ。」

健匠、顔をぐしゃりと、
「チェッ。なんだってんだ~~。」

「だ~~って、この方が。健匠といるとき、素の私でいられるも~~ん。」
「……。…ったく…。なんでだよ。」

穂成美、
「あっ、青、青。」

健匠、
「おっと…。」

穂成美、
「それっと~~。もひとつ、あるかな~~。かかかか。」
いきなり穂成美。

その声に健匠、
「へっ…、もひとつ…???」

穂成美、コクリと頷いて、
「ふん。もひとつ~~。ふふん。」

健匠、
「は、あ…???」

「その時が、来たら、教えたげるよ。」

健匠、
「ふん…???」
そして2、3度、頷いて。

薫子、穂成美の顔を見て、
「ようやく…、穂成美ちゃん…。長~~いトンネル…。」

そんな薫子に穂成美、
「お手数…掛けました~~。」

「ん~~~。良かったわ~~。ふふふ。」
恵津子。

自分の机の上でスマホを見ながら、口を尖らせている七星。
そして、ため息を…。
「ふぅ…。」

薫子と茉祐子~その愛~   vol.120.   健匠、仕事中に穂成美を、「買い物…付き合って…。」   

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Source: THMIS mama “お洒落の小部屋