ドキドキ 千晶、いきなり、
「え―――――――っ!!!薫子さんと同じ夢――――っ!!!…って…、あり得んの…、そんな事って…???初めて聞く~~。」

そんな声に茉祐子、
「…って…、私だって、びっくりしたくらいなんだから…。私が見た夢の事、おかあさんの方から…。…で、全部当たっててさ。」

「へぇ~~。」
千晶、腕組みしながら…。
「…で、その夢に、霧島さんが出てきた…と…。」

「うん。」
「…で、なんともリアルな霧島さんと一緒にいた女性…。」

「うん。」

そして千晶、少しばかり考えて…。
「ん~~~。確かに…、気になる。」

「でっしょう~~~。」
「…って言うか~~。」

茉祐子、
「…ん…???」

腕組みを解いて千晶。茉祐子の左肩に右手をトンと置いて。
「友よ。ありがとう。うんうんうん。」

茉祐子、
「へっ…???」

「そっか~~。やっぱり、マユ、霧島さんの事…好きなんだ。」

瞬間、茉祐子、右手を勢いよく左右に振って、
「いやいやいやいやや。…じゃなくって~~。」

千晶、
「…じゃなくって~~。って…、じゃ、何なんのよ…???」

その声に茉祐子、小さな声で、しょんぼりしたような声で、
「…じゃなくってって…。ん~~。」
口を尖らせて。下を向いたままで…。
「……。なの…かも…。」

途端に千晶、
「ふふん。」
にっこりと。

茉祐子、そんな千晶を見て、
「ライチ~~。」

「うんうん。いいんじゃない…。霧島さん。かっこいいし。かかかか。私も応援するよ。」

茉祐子、まだ唇を尖らせて…。
「…でも…。」

「まっ、そんなマユの気持ちを…霧島さんは…。当然、知らないよね~~。」

茉祐子、その声に、コクリと頭を…。

千晶、
「うんうん。…って言うか、どういう経緯で…、霧島さん…???」

茉祐子、少し赤くなりながら…、
「実は~~。……。」

茉祐子の話に千晶、目を真ん丸くしながら、
「へぇ~~~。あんた、私の知らない間に、そんなに霧島さんと会ってたんだ~~。」

その声に茉祐子、
「ライチ~~。人聞きの悪い。そんなに会ってたんだって…。言っとくけど、全部、偶然だからね~~。」

「いやいやいや。偶然とは言え、それだけ偶然が続くというのも…凄いよ。…で、結局は、霧島さんと、話をしながら、段々と惹かれて行ってしまったと…。」

茉祐子、自然にまた頭をコクリと。
「だって…、初めてなんだもん。男性とあんな風に自然体で会話…出来るなんて…。」

千晶、
「ん~~~。まぁね~~。大学時代からマユ…、周りは、女性ばっかりだったからね~~。…かかか。それに…、どっかに出掛けるって言えば、おかあさんと一緒だったから…。…で、今は…、薫子さんと一緒。歳が8つだけだもん、丸っきりの姉と妹的、感じだもんね~~。」
そこまで言って千晶、
「へっ…???」

茉祐子、
「ふん…???」

千晶、両目をキョロキョロと…。
「…って、言うか、マユ。マユと薫子さん…、同じ夢…、見たんだよね。」

その声に茉祐子、コクリと。
「うん。」

「…で、薫子さんも、その夢見て、寝不足…???エプロンまで裏返しに付けてて…。」

またまた茉祐子、コクリと。
「うん。」

千晶、口をへの字にして、
「マジかぃ。」
腕組みして…、
「マユ。……もしか…して…、なんだけど…。」

「ふん…???」
「薫子さんも…、霧島さん…好きだって…事は…、ないかぃ…???」

瞬間、茉祐子、
「うそ――――――――っ!!!!…そりゃ…絶対に、ないでしょう~~~。」

千晶、
「いやいやいや。なんで、なんで。そんな…、絶対って…、言切れる訳~~~???」

「だ~~って…、だって、だって。」
思いっきり言い訳をするように茉祐子。
「だって、だって。自分から…、こんな未亡人…、殿方に失礼よ。な~~んて、言っている人が~~。」
茉祐子、両手を思いっきり、自分の体の前で手の平を空に押し付けるように。

千晶、途端に、茉祐子の顔の前で右人差し指1本、立てて左右に、
「ツッ、ツッ、ツッ。」

薫子と茉祐子~その愛~   vol.106.    「友よ。ありがとう。うんうんうん。」

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Source: THMIS mama “お洒落の小部屋