ドキドキ 後田のその声に美弥、にっこりと。

「つまりは~~。」
後田、
「TBAテレビって言うのは、全国ネットじゃなくって、関東一円のネット…。だから…、全国どこでも放送されると言う訳じゃないんだよね。」

薫子、
「えっ、え~~。」

「…でも、これが…、テレビと言うメディアの他に、別のまたひとつの媒体。つまりは、今回の場合は、テレビとマガジンのタイアップ。コラボで、全国に…と、言う訳。」
後田、隣の美弥の顔を見ながら…。

「お蔭様で、ナターシャが今現在、右肩上がり。」
一颯と薫子にニッコリと。
「その影響かは分からないけど、ナターシャの傘下のエマーブルも好調。ナターシャの好調振りは、もぅ…とにかく、成宮先生の特集のお蔭。まさか、あれだけのヒットになるとは…。想像以上。」

薫子、途端に恐縮しまくり、
「そ…、そんな…。」

後田もそんな美弥の声に便乗して、
「ははは。それは、それは、こちらも…視聴率…ありがたく…。未だに、10パーセント以上を…、キープ…させて頂いております。うんうんうん。」

薫子、
「局次長…。…ありがとうございます。」

「そんな訳で…。この企画について、成宮ちゃんにも…、賛同して頂かないと…、まっ、前には…進めないと…言う訳で~~。急遽、足を運んで頂いた…と…。どお…???…あっ、それと、もうひとつ。今後、番組の方には、ある場合、スケジュールもあるだろうけど、ナターシャの霧島さん…。番組作りに参加することになるけど…。そちらの方も…併せて…。」

ここでようやく、今まで黙っていた一颯が、
「そういうことで、昨日の夜遅くに、局次長から私の方に…。」
薫子を見て。
「ふん…???」

薫子、
「あっ、いや…。そんな…。私に…、と、言われても…。もぅ…、そこまで話が進んでいるのであれば…、私ごときが…。…と、言うより、あの…、ナターシャの特集は…、私が…、と言うより、特集記事が、とにかく、読んでいる読者に…、好評だったと…。」

美弥、
「確かに。それもそう…なんだけど…。けれども…、その実、やはり、魅力的なビジョンがあればこそ…。そのビジョンがなければ、記事も…生まれてこない。」
そして美弥、にこりと笑みを…。
「…じゃ…、ないかしら…。」

薫子、目の前の小暮という女性に静かに頭を下げて、
「恐縮です。」

後田、
「はい。じゃ、この件は、企画成立と言う事で。小暮社長、わざわざ足を運んで下さり、ありがとうございました。」
にっこりと。

美弥、
「いえいえ。そもそも、私の方から、話を持ち出して…。それに後田局次長が快く…。こちらこそ、ありがとうございます。」
椅子から立ち上がり、一颯と薫子に一礼をして…。

後田、一颯に、
「じゃ、僕は社長をお送りしますから…。」
左手を軽く。

一颯、薫子、椅子から立ち上がり、小暮に一礼。

そして小暮と後田は部屋の外に。

薫子、
「びっくりした~~。」

一颯、
「ふん。…で…、どお…???」

「どお…って…???」
「ふん。もちろん、彼女。小暮社長。」

薫子、一颯の声に、両目をクルリと、
「んんん。さすがは貫禄。凄いインパクト感じた。…それにしても…、若いよね~~。名前は聞いて知ってるけど…。実物を見るのは初めて。」

一颯、
「ふん。俺も初めて。」

「へっ…???そうだったの…???」
「ふん。まっ、霧島君と羽田さんと、成宮ちゃんの特集で、お付き合い、させてもらっているけど…。まさか…、その上、社長が出てくるとは…。」

薫子、その声に、
「ふん。確かに。」

「…で、その後、霧島君とは…???」
「は…あ…???」

「何か…、進展…ないかな…って思って…。」

薫子、一瞬、
「はい…???」
少し顔を赤らめて薫子。

一颯、
「おっと~~。その顔は…???」

「何言ってるのよ~~。六条さん。」
口を尖らせて、一颯を睨みながら…。

一颯、少し後ずさりするように、両手を前に、
「わ、分かった、分かった…。ははは。ごめん、ごめん。」
そして一颯、
「小暮社長、41歳…だそうな…。」

薫子、
「へ~~~。私の…5つ…上…かぁ…。」

薫子と茉祐子~その愛~   vol.104.   「テレビとマガジンのタイアップ。コラボで、全国に…と、言う訳。」

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Source: THMIS mama “お洒落の小部屋