ドキドキ 凛久、寿司を頬張って、味わって…。
「うんうんうん。旨~~い。」
にこにこと。
「大将、うんうん。旨いです。」
そして顔を傾げて、
「へぇ~~。」

その声と顔に薫子、
「ふふ。…でっしょう~~。」

仁、
「ありがとうごぜぇます。けけけけ。そんな風に、旨いって、いい顔されると…、ありがたいでさぁ~ね~~。」

薫子、
「ここね、前に、六条さんからチケット頂いて、茉祐子ちゃんと一緒に…。」

凛久、
「へぇ~~。そうだったんですか~~。」

その時、薫子、
「あっ。…それでか~~。ねね、大将…。」

仁、
「へぃ。」

「TBAテレビ局の人って…、良くここに来るの…???」

その声に仁、
「へぇ~~。TBAテレビの…。へぃ。ご贔屓していただいておりぁす。」

「ふ~~ん。そうだったんだぁ~~。」
「今日も…。あぁ、そぅ…。今まで…、TBAテレビの…局次長の…。確か…。」

薫子、
「後田局次長。」

「そうそう。」

「へぇ~~。」
そして薫子、一口。
「んふ…、お~~いし。」
薫子、仁ににっこりと…。

「ありがとうごぜぇやす。」
仁もにっこりと…。

凛久、薫子にビールを…。

薫子、
「ありがとう。」

「さすがに…。」

薫子、
「うん…???」

「いい気分になれるお寿司屋さんですね~~。」

その声に薫子、
「ん~~。でしょう~~。」

仁、
「お客さん。嬉しい事、言ってくれるね~~。」

薫子、
「ふふ、大将、もしかしたら…、取材、お願いされるかもよ~~。」
にったりとして…。

仁、薫子を見て、にっこりと…。…けれども右手を振って、
「けけけけ、先生…。取材なんて…とんでもない。」

薫子、凛久、
「えっ…???」

「いえね。…以前、若いお客さんが…。取材させてくれって…、何度も…。」

その声に薫子も凛久も…、目をキョトンと。
「ふん。」

仁、
「キリがなくって…。それに、他のお客様の事もありますから…。」

薫子、凛久、
「……。」

「仕方なく、取材…させていただいたんですけど…。」

凛久、
「はぁ…。」

仁、腕組みをして、
「そしたら…。」

薫子、
「ふん。」

「一週間、若いお客さんで、店が…。」
仁、頭を撫でて、
「あん時は、もぅ…てんてこまいで…。」

薫子、
「あら…。」

「…けど…、それからが問題。」

凛久、
「…えっ…???」

「いつも…贔屓にしてくれるお客さんが…、離れちゃいましてね~~。」

薫子、
「あらあらあら。」

「かかかか。あんときは…、随分、閑古鳥…、泣きましたな。なぁ…。」
傍にする店員に。

店員も、笑いながら、
「はい。あの時は…まさか…って…、思いましたけど…。」

凛久、その話を聞いて、
「そうでしたか~~。ん~~。まぁ…、確かに…中にはありますよね~~。取材で、盛り上げて…。今は、ネットでも…。それで、一気に若い人がわんさか…。…けど…。自分たちが満足。そうなると…、結局は…次。…って言うことになるケース…。」

薫子、その話を聞いて、
「ん~~。な~~るほどね~~。」

「美味しく食べれて、いつも行きたいお店。…でも、なぜ、そこに行きたくなるのか…。そこまで追求して…。」

仁、目の前の客を見ながら腕組みして…。

「常に、馴染みになれる店。…そういうお店。僕は…好きですけど…。」

薫子、凛久を見ながら…。笑顔で…。

凛久、
「そして、食べながらも、店の雰囲気に体が落ち着く。」

仁、
「けけけけ。お客さん、いいこと言うね~~。けけけけ。」

薫子、
「でっしょう~~。」

凛久、
「大将。」
そして、財布から名刺を取り出して、
「良ければ、私の名刺。」

仁、名刺を受け取って、
「ありがとうごぜぇやす。」
お辞儀をして名刺を受け取り、
「いえね。…あの…閑古鳥の後、この店に…、また、新しい客…、紹介してくれたのが…、TBAテレビの局次長、そして…、ライフトータルヘルスのユメリアンの…、坪井さんなんですよ~~。」

その声に薫子と凛久、
「まぁ~~。」
「おや。」

仁、
「けけけけ。あのお二方には…もぅ…。足を向けて寝られませんわ。けけけけ。」

薫子、
「へぇ~~。あの…、後田局次長がぁ~~。」

凛久も、
「ほぅ、ほぅ、ほぅ。」

薫子と茉祐子~その愛~   vol.83.   「美味しく食べれて、いつも行きたいお店。」

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Source: THMIS mama “お洒落の小部屋