ドキドキ 一颯、笑いながら、
「いやいやいや、ママ、ママ。うん。男の話。うんうん。なんでもない、なんでもない。」

美珊、
「そぅ~~お…???」
そしてキッチンが元のように綺麗になっているのを見て、
「ありがと。」

茂樹、
「いえいえ。どういたしまして。」

一颯、
「ほぃほぃ、ママ、3人のところに。」
美珊の両肩に両手を、そして後ろを振り向かせて、
「僕らもすぐそっち、行くから。」

美珊、
「えっ。あぁ~~。うん。分かった。」
そして美珊、首を傾げて…。そして縁側に。

一颯、凛久を見て、
「そっか~~。霧島さん。なるほど~~。」

茂樹、腕組みをして、数回頷いて、
「うんうん。まっ、いろいろと、あらぁ~~な。まっ。何かあったら、なんでも言って。俺ら、応援すっから。」

その声に凛久、少し困ったようにも、
「え…、えぇ…。」

薫子、庭に戻ってきた美珊に顔を傾げて、
「何か…???」

美珊、口を尖らせて、頭を傾げて、
「う~~ん。何も言ってくれなかった。男の話って…。」

姫乃、
「男の…話…???」

茉祐子、
「なになに…???」

美珊、
「さぁ…???」

姫乃のスマホにライン。

美珊、
「おっと~~。姫乃ちゃん。誰から~~かな~~。」

姫乃、ラインのメッセージを見て舌をチラリと…。

薫子、
「彼…からっかな~~???」
にっこりと。

姫乃、3人にお辞儀をして、
「すみません。…これから~~。映画観る、約束で~~。」

美珊、
「わ~~お、いいじゃんいいじゃん。」

「シフト終わったから~~って…。」

薫子、
「へぇ~~。うん。行ってらっしゃい、行ってらっしゃい。」

庭に戻ってきた3人に姫乃、
「プロデューサー、ディレクター、すみません。私、これから~~。」

美珊、
「彼氏とデート。これから映画、観るんですって~~。」

一颯、
「おっ。」

茂樹、
「へぇ~~。いいじゃな~~い。行っといで、行っといで。うん。」
一颯の顔をチラリと。

一颯、顔を傾げて、口を真一文字に、
「……。」

姫乃、
「後片付けもしないで、すみません。ありがとうございました。ご馳走様でした。」

一颯、両手をヒラヒラと。
「ん~~。そんな、そんな。…逆にこっちの方が、来てくれてありがと。」

美珊も、
「うん。ありがとね。」

姫乃、みんなに丁寧にお辞儀をして、
「ありがとうございます。美味しかった~~。ご馳走様でした~~。」

一颯、
「うん。行っといで~~。」

そして姫乃、ベビークーハンの麗奈に、
「麗奈ちゃ~~ん。バイバ~~イ。」
そして、また一同にお辞儀をして、
「失礼します。」
そして縁側からリビングに、バッグを持って玄関に。

一颯、
「そっか~~。姫乃君、デートか…。…うん。」

茂樹、
「…おやおや。彼氏…、いたんだな~~。はははは。」

美珊、そんな茂樹に、
「な~~に、シゲさ~~ん。…そりゃいるでしょ~~。あんなに可愛いのに~~。」
そして薫子と茉祐子を見て、
「ねぇ~~~。」

薫子と茉祐子、その声に、
「……。」

逆に、一颯、美珊を見て、
「ママ~~~。」

美珊、一颯を見て、
「えっ…???」
 

一颯、薫子と茉祐子を見て。
それをみて美珊、咄嗟に薫子と茉祐子を見る。
「あっ。わっ。」

薫子と茉祐子、笑顔で…。

美珊、すぐに、口に両手を当てて、
「ごめ~~んなさ~~い。ごめん。ごめん。」

一颯、
「ふたりに、怒られますけど…。」

思わず赤面になる美珊。
「ごめん、ごめん。もぅ~~。私ったら~~。」

その瞬間、薫子、
「ぷっ。」

茉祐子も、
「くくくく。」

美珊、
「私、なんてこと~~。」

瞬間、茂樹、
「かっかかかかか。なんと、なんと。なぁ~~。茉祐子ちゃ~~ん。」
笑いながら…。

「いや。だから、名前…出すなよ、シゲさ~~ん。」
茂樹の右肘を左手で叩いて一颯。

またまた薫子、
「ぶっ。」

茉祐子、にっこりと顔を傾げて。
そんなやり取りを黙って見ている凛久。

茂樹、
「こりゃ、参った。かかかかか。」
そして茂樹、残っているワインを…、
「さて、飲み直すか。」
そしてグラスをふたつ持って一颯と凛久に。

一颯、
「おぅ。」

凛久、
「ありがとうございます。」

薫子、
「さっすが~~、霧島さん。アルコール強いですよね~~。ねぇ。」
茉祐子を見て。

茉祐子も、
「うんうん。」

薫子と茉祐子~その愛~   vol.65.   「いやいやいや、ママ、ママ。うん。男の話。」

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庄司紗千 つつじヶ丘の坂道で…。

※ご本人の承認の下、紹介させて頂いております。

 

 

 

 

 

 

 

Source: THMIS mama “お洒落の小部屋