ドキドキ 店の外、入り口に掲げてある、「coffe shop george」を見て茉祐子、
「もしかして…、私…、こういうお店…入ったの…初めてかも…。」

凛久、その声に、
「へぇ~~~。あぁ~~。でも…、分かる気がする~~。結構、茉祐子ちゃんたちは…、女性同士で…、お店…。」

「うんうん。そう。だから…。どっちかというと…、女同士で、入りやすいお店…、に…、なるよね~~。」

「そっか~~。」
頷きながら凛久。

「そういう意味でも…、はは。勉強になっちゃった…。」
にこやかに茉祐子。

凛久、
「おやおや。嬉しいね~~。」

茉祐子、凛久にお辞儀をして、
「ありがとうございました。」

凛久、慌てて両手をひらひらと、
「あ~~、いやいや。そんな…僕だって、偶然、見つけたお店だから…。」

駅までの道すがら、仕事の事が主に話題の中心さ…。

凛久、
「あっ、そういえば…。エレクールの近くのあのお店も…良い感じだよね~~。なんてったっけ…、名前…???」

茉祐子、
「あ~~。うんうんうん。エトランゼ。」

「最初に入った時、びっくりして。ウェイトレスもマスターも外人だから…。」
「うん。ルーシーとダニエル。どっちも、本部長と繋がりがあるって…。」

「へぇ~~。」
「お店、お客さんも外人がいて、中々雰囲気…良かったよね。」

茉祐子、にっこりと、
「うん。」

そして、駅構内に入って…。

「あ~~、僕は一旦、社に戻るから…。」

茉祐子、
「あ~~。はい。分かりました~~。じゃ、私はここで~~。」

凛久、右手を上げて、
「じゃ。また。」

茉祐子も右手を上げて。

ホームに向かう茉祐子。階段を上って。
そして、ホームに立ち。歩きながら、バッグからスマホを…。
そして電話帳、指でスクロールして、
「霧島…凛久…、かぁ~~。」
そして、自然に顔を上に、
「ふふ~~ん。」
いきなり着メロ。
「おっと、びっくりした~~。」
すると、
「はぁ~~???勇吾~~???」
そして、スワイプして、耳に、
「もしもし。」

スマホの向こう、
「あ~~、俺だけど…。」

茉祐子、その声に、
「なに…???どしたの…???あんたが電話って…、珍しい…。」
後ろに振り返って茉祐子。

勇吾の声、
「茉祐子、いいか。絶対にかあさんには言うなよ。あっ、薫子さんにも。」

その声に茉祐子、
「は…あ…???」

「いいか。分かったな。」

「な…、なんの事…???」
その瞬間、にっこりと、
「あ~~ぁ。そっか…、あの事~~。ふふふふ。和歌葉から聞いた~~。」

「うるせぇよ。」

スマホを左耳で、左脇で右手を押さえる、
「経理の文歌とね~~。」

「だ~か~ら~。…ったく、文歌もなんで話すかな~~。」

茉祐子、
「かかかか。分かった、分かった。私…、これから電車乗るから…。」
と、振り返ると…。ゆっくりと左に動き始める電車。
「うそ…。」
すぐにスマホに、
「もぅ~~っ!!!あんたのせいで、電車、乗り遅れちゃったじゃないのよ~~。このバカッ。」

プツリと切れる通話。

カウンターでビールを飲みながら勇吾、
「うっ!!!耳痛ってぇ~~。なんなんだよ、あいつ~~。」

瑛輔、トイレから帰って、
「先輩、電話っすか…。かかか、例の…経理の~~。」

その声に勇吾、
「ちげぇ~~よ。」

「経理の…錦野文歌。いいっすね~~。」

そんな瑛輔に、
「バ~~カ。」

「ン~~。ユウゴ~~。ナニカ、イイコト…アッタカ~~。カカカカ。」
ダニエル、グラスを磨きながらにこにこと。

カウンターにルーシー。そしてダニエルに、
「ダニエル~~。ハイ、コレ~~。」
一冊の雑誌。ページを捲ったままで…。それをダニエルに渡す。

その雑誌をルーシーから受け取って、
「ヘェ~~、アヤミガカイタ~~。」

ルーシー、
「ウン。」

勇吾、
「ルーシー、今までそこのテーブルにいた人…???」

ルーシー、
「ウン、ソウ。ココノジョウレンキャク。」

勇吾、
「うん。たまに見るよね~~あの人…。」

ダニエル、
「エッセイストダヨ。」

勇吾と瑛輔、
「エッセイスト。」
「へぇ~~。」

ルーシー、
「ナガセ、アヤミ。」
そしてダニエルに、
「シュウカンピカソデノサイゴノエッセイダッテ。」

ダニエル、
「フ~~ン、ソウカ~~。」

薫子と茉祐子~その愛~   vol.51.   自然に顔を上に、「ふふ~~ん。」

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Source: THMIS mama “お洒落の小部屋