ドキドキ そして侑里と凛久、茉祐子と千晶、あれこれと話しはしているものの、
大方話をしているのが侑里と千晶。
凛久と茉祐子はふたりの話を聞きながら相槌を打つ感じで…。
そんなふたりを侑里が、目をチラチラと…。

千晶、コーヒーを飲みながら、
「…でね、羽田さん。」

侑里、
「…あ、うん。」

殆どが、凛久と茉祐子、以前にクレープショップで話した内容と同じ。
やがて、それぞれが別れて…。

侑里、凛久に、
「霧島君、どうした~~???かかかか、変に静かだったけど…。あんまり…喋んなくって…。あれ…???って、思ったけど…。」

その声に凛久、
「えっ…???…いやいやいや。そんなことは…。ちゃ~~んと、いつも通りですよ~~。」

侑里、
「かかかか、ほ~~んとかな~~。」

凛久、頭の中で、
「…茉祐子ちゃんと前に話したことだったからな~~。かかかか。」
そして、
「…えっ、俺…、今、茉祐子ちゃんって…。」

そしてこちらも…。

千晶、
「なに、どうした~~、マユ~~。あんまり喋んなかったけど…。」

その声に茉祐子、
「へっ…???いやいやいや。…んな事…ないでしょ。うん。はははは。」

千晶、頭を傾げて、
「そうかな~~。」

茉祐子、
「はいはい。次々~~。」
茉祐子、頭の中で、
「…前に霧島さんと話した事ばっか…。」

千晶、
「へっ…???なんか言った…???」

茉祐子、その声に思わず、ビクンと。
「へっ…???いやいやいや。何も…。」

「けどさ~~。霧島さんって…、かっこいいよね~~。」

茉祐子、
「はい…???何言ってんのよ、あんた、ライチ~~。彼氏、いるくせに~~。」

千晶のオデコに右人差し指で、ツンと。

駅の改札を通過しながら千晶、
「かかかかか~~。ははは、言ってみただけ~~。…いや…、でも…霧島さんとじゃ…。私は…、釣り合わないや。なんだか、レベル…違いすぎるぅ~~。すんごい、モテモテなんじゃないかな~~???」

茉祐子、その声には納得。駅の乗換え案内を見て、千晶と共に右に曲がり、首を縦に、
「私も同感。ナターシャには、綺麗な人ばっか…なんだろうな~~。」

千晶、そんな茉祐子に、階段を下りながら、
「なにそれ~~???かかかか。ある意味、聞きようによっては…、ナターシャ、妬いてる感じ…、受けますけど~~。かかかか。」

「は~~ぁあ~~???…どういう思考回路してんのよ~~。」

笑いながら千晶、
「かかかか、冗談、冗談。」

階段を降り切って…。けれども顔を傾げて、
「けど…、羽田さん…、さすがは編集者。話し上手だわ~~。」

「…って言うか、あのふたり…、どっちも話し上手よ~~。」
茉祐子。
「私、インタビュー、受けたんだから~~。」

千晶、思わず目を真ん丸く、
「あっ、そっか~~。かかかか。だ~~よね~~。」
そして千晶、
「あっ、そうそう。マユ。」

茉祐子、
「ふ~~ん。」

「勇吾、どうした…???あんたなら知ってんじゃないの~~???あの…サービス旺盛さ…。」

その声に茉祐子、歩きながら腕組みをして、
「それが~~。私にも…分かんないんだよね~~。一体…なにがどうなってる…???」

千晶、
「えっ…???そうなんだ…???てっきりマユなら知ってると思ったんだけど…。」

「いやいやいや。幾ら私が勇吾の従姉ってたって、そこまでは…知る訳ないでしょ。…それこそ逆に、どうしたのよ。なんて聞いてみなさい。うるせぃ。…って言われるのがオチ~~。」

千晶、笑いながら、
「かかかか。そうでした、そうでした~~。」

口を尖らせて茉祐子、
「好きな子でも出来たか~~???」

千晶、
「あっ、ちょっと待ってマユ。折角名刺もらったんだもん、羽田さんと霧島さん、スマホに入れちゃう~~。マユはもぅ、入れてるんでしょう~~???」
ベンチに座って名刺を見ながら…。

茉祐子、
「あ~~うん。」

「これからも…、お付き合い…、なるでしょうからっと…。はい、終了~~。おっと、ナイスタイミング~~。」

茉祐子、
「来たよ~~。」

「へぃへぃ。」

薫子と茉祐子~その愛~   vol.45.   「あんまり喋んなかったけど…。」

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庄司紗千 つつじヶ丘の坂道で…。

※ご本人の承認の下、紹介させて頂いております。

 

 

 

 

 

 

 

Source: THMIS mama “お洒落の小部屋