4月から新しく3人を採用、うち1人はパニック障害で1人で辞めてしまったので、今は2人だけになった。
来週からまた新たに8人を採用すべく面接が始まる。
2人のうち1人が私と年齢が近いという事と、人柄や雰囲気からしてレジに向いていると判断、また客への当りが非常に柔らかい為、この人を辞めさせぬよう大事に育てて行こうと私が研修に付いている。

とは言え、覚えは非常に早い。
一度教えると必ず習得する。
レジにいる際、一応私はそこに立って客が何を言ってきているかを聞いてはいるが、手は差し伸べなくても良くなっていると感じた今日の事。
金持ちぶってんのか、ホンマに金持ちか知らんが、そんな雰囲気を身に着けている物と話すアクセントで全面的に押し出してくる女がレジに来た。
来るなり、レジにあるアクリル板を手の甲を向けた中指でコンコンと叩きつけ「こんな板に意味などあるの?まるでこちら側が菌を持っているみたいで、本当に不愉快だわ」と言った。

いや~珍しいね~こんなん言うて来る人・・もうコロナ環境に全国民が慣れ切っているはずで、どこもかしこもアクリル板ありきであるから、珍しくもなんともないはずであるが、今更これを言うてくる人いてんのやな~私はそんな感想を持ちながらそのやり取りを見守っていた。

新人のジェンは笑顔の優しい声で「こちらがお客様に感染させないように・・との判断で会社が決めたものです。不愉快にさせて申し訳ありません。もう少しでこのアクリル板も取れるようですから、次回来られた際には不愉快な思いでお買い物して頂かないようになかと思いたいですが・・」と言った。
エライ・・さすが元ホテルウーマン・・
私ならば確実に不愛想に「すんませんね」と冷たく言い、ハヨ帰れモードでレジから去るであろう。

その後、ジェンが先日までホテルの結婚式担当マネージャーであった事を聞いた。
膨大なお金をかけて結婚式をする客達は、ホテルに求めて来るものが当日で無理難題、時にエゲツナイのだと言う。
「それを絶対に不快にさせぬように解決してきたから」だと本人は言った。

イギリスのホテルスタッフにもそういう人がいるのか~とちょっと感心してしまった。
こんな人は貴重である。
褒めて育てようと思う今日この頃。
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Source: イギリス毒舌日記