今日の職場での事。
レジで私が対応した男性客が支払いをしようとした際、男性は「キャッシュで払って良いの?それともカードだけ?」と聞いて来た。
そこで私は「どちらでも大丈夫です」と答えた。
男性は「じゃあ、現金で・・」と言いながら財布の中をゴソゴソしていたが「ああ、きっちりあるわ」と言い、細かい小銭まで出してくれた。
そこで私は「Thank you very much」(どうもありがとうございます)と言いながらお金を受け取った。

すると男性は急に小声になり、後ろに立っている奥さんに聞こえるか否かの小さな声で、Thank you very muchという言葉を何度も何度もつぶやき始めた。
え・・何?この人・・変な人?
と思うと同時に、私の発音がイギリス人発音ではない為に真似て冗談のつもりで言っているのだろうかとも思えた。
レシートを手渡した際もまだ言い続ける男性。
とにかく気味が悪かった。

現金かカードかの質問の際は不気味さなど微塵も感じなかったのに、何故あのThank you very muchから急に気味が悪くなる言い方になったのだろうか・・考えても考えても気味の悪さと不快感だけが残った。

私がこの店に来て、この夏で7年になる。
レジにおいての必要英語は全て前店長の完全コピーである。
それまで働いていたデパートで使っていた必要英語と、今の職場での使う言葉が違うのは当然で、「袋は御利用ですか?」の言い方も、私の場合前の店長が言っていたそのままを丸覚えして今尚使っている。
であるから、こういう現金をきっちり出して下さった客に対しては前店長もサンキューベリーマッチを使っていた。
がしかし・・こういう不気味で不快な経験は無かった。

英語が母国語ではない私にとって、その場面場面で適切な英語か否か、特に接客においての適切英語を覚えるのは、それこそ上司や同僚らを見て現場で覚えて行く部分がほとんどである。
その為、今回は決して間違った場面で間違った言葉では無かったと思っている。
だとすると、単にバカにされたのだろうか・・
結局今も分からない。

先日、息子にお友達との遊び方について2日間ほどじっくり話した。
その中で、相手がそう思っていなくともされた自分が「嫌だな」と思えばそれは遊びではなく嫌がらせである事、また皆がそれを遊びだとおもっていたとしても、それは今のあなたのお父さんお母さんからしてみれば、して欲しくない事であり、遊びとは認められない事もあるなどを話したばかりであった。
まさに今日の私の不快感は、男性がどんなつもりでそれを繰り返したのか分からないが、嫌だと思った事には間違いない。

その男性以後、レジでサンキューを言うのが一瞬怖くなった。
しかしお客様は皆一様に「サンキュー」とか「バーイ」を言って去って行く。
何とも言えない気味悪さの残る1日であった。
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Source: イギリス毒舌日記