我が子がスイミングスクールに通い始め、何度か書いてきたイギリス不思議メソッド。
スイミング先生がプールサイドから口頭で指示し、水の中に入って手取り足取り指導しない、ほんまに口頭だけの教え方。
昔スイミングスクールに通ってスイミングを習得した私からしてみると、本当にこれで上達するのか、体で覚えない分、習得に時間がかかるのではないかと、何年も不信感だけで通わせていた。
で、ある時期からあれ…?泳げてる…となる。
私はバタフライで苦戦した。
あれは先生が水の中に入って手取り足取り指導してくれなければ、絶対にタイミングが合わなかったと今でも思う。
平泳ぎは先生が水の中で私の腕を持ってくれ、水をかく角度、タイミング、足…それを体で覚えて泳げるようになった。
だから、それが一切ない口頭だけの教え方で、手の角度や呼吸のタイミングは覚えても、それを水の中に入った時に手、足、呼吸のタイミングは合うのか…とずっと思ってきた。
しかし、今では奇跡的にきちんと4種目泳げるようになっている。
バタフライはまだ完全ではないが、平泳ぎは美しいと我が子ながら見とれるフォームで泳げるようになった。
しかし何故…
この教え方で何故にここまで来れたのか…未だ分からん。
子供の身体に触れてはいけないなどの理由からそういうメソッドになったのかと思い、夫の幼少時代はどうだったか聞いてみたが、やはり先生は水中には入らないから水着を着ていなかったと言った。
ということは少なくとも40年前から今のスタイルにはなっていたのだと思う。
日本は今でも水中に入って教えるスタイルなのかは分からないが、未だ不可解な教え方だなと思いながら通わせてきた。
結果、泳げたから良いのだけれど…
Source: イギリス毒舌日記