義兄が来ていた時、嫁の話に度々なる事があった。
嫁は140キロまで体重が増加し、脂肪吸引→タミータック→胃の摘出手術を経て、普通に生活していたら89キロを保つまでになった。
が、89キロでは痩せて見えず、この89キロの壁が越えられずに何年も来た。
胃は10ccしか無いから、ほとんど食べ物は胃には入らないはずが、89キロから落ちないという。

医師からは、わずかな食事には鉄分、カルシウム、マグネシウムとプロテインを必ず入れて食べるようにと手術を受ける前に念押しされていたが、結局今も主食はピーナツバターやドーナツ、チーズケーキ、チョコレート、アイスクリームが中心である。
この食事内容を変えることは例え医師から死にますよと言われても変えることは不可能で、嫁の体重は再び増加し続ける上に、血糖値が上がりすぎてしまうため、去年から医師の処方により、インスリンを処方されている。
腹部に注射すると、数日で68キロに落ちると言う。
だから今も好きなものを好きなときに食べ、体重が増えたら注射で体重を落とすという便利な物を手に入れた事により、更に堕落した私欲生活になっているという。

糖尿病でもないのにインスリン?!と私が聞くと、義兄は「それが最近問題になっていて、肥満だけの理由での処方は禁止になると医師から聞いたけど、あれが無かったら嫁みたいな手術を受けて尚痩せるに問題ある人はどうなるんかな」と言った。
今はそれをプライベートクリニックから処方されているから値段はかなり高いらしい。
禁止になると、再び100キロを越えるのはあっという間だと義兄は言うが、もう取る胃はない。

義兄は自分の仕事からも嫁が外科的治療ではなく、カウンセリングからの治療でなければ食に対する異常な執着は切り離せないと分かっている。
それでも聞く耳をもたず、健康的食事の概念はまるで無い。
魔法の注射だと嫁は言っている。
怖い話である。
人気ブログランキングへ
Source: イギリス毒舌日記