本日の日経平均は続落。前日の米ハイテク株安に加えて、10月経常収支の1月以来となる赤字着地、プーチン大統領の「核戦争の脅威高まった」主旨の発言などを重石として10時台に27,415円(-270)まで下落。売り一巡後は節目の27,500円を意識した買い戻しにより下げ幅を縮小したものの、積極的な安値買いの動きは限定的に。東証主力株は売り優勢。9983 ファストリ、8035 東京エレク、6758 ソニーなどが指数安を主導。
中小型株は 4263 サスメド、4431 スマレジ、4892 サイフューズ、6338 タカトリ、7836 アビックス、3948 光ビジネスフォーム、9428 クロップスなどに短期資金が流入。
日経平均のテクニカルは、右肩下がりに転じた5日線なりの調整トレンド優位の形状。均衡表の雲上限が控える27,400円台前半は強めの下値抵抗帯として見込まれますが、ここを割り込むなら27,000円の攻防( → 一段安リスク)が視野に。マザーズ指数は下げ渋っているものの、底打ち感は限定的。
【ウォッチ銘柄】
■ 後記 : 先物や日経連動タイプをメインに取引されている方は、突っ込み買い・吹き値売りの逆張り対応も面白い場面ですが、個別株主体の方にとっては「日経高には緩慢に、日経安には過敏に反応」な不透明感の強い環境です。
「(1)米利上げのピークアウト期待で株は上がる!」でお伝えしたように、2023年の日本株は上昇トレンド形成が本線となりますが、個別全般の底上げではなく“物色の二極化”が進展すると判断していますので、日々の生活をより明るくするためにも、「流れの良い・希望を持てる銘柄でポートフォリオを固める」スタンスの習慣化もご検討ください。
では 本日もお疲れさまでした。
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Source: ◆S教授!次はどの株買えば良いですか!?◆