ハイスクールに行き始めた娘には、新しい友達が増えた。
部活にも色々入り、忙しい毎日である。

毎週月曜日は娘のピアノレッスン日である為、仕事終わりに息子を小学校で拾い、娘を学校近くの駐車場で拾うことにしている私。
息子が教室から出てくるのが遅ければ、時に娘は一人30分ほど待たねばならない。
小学校とハイスクールが真逆の方向にあるため、両方のお迎えはどうしてもそうなってしまう。

昨日も娘を迎えに行く車中で、ああ、待たせているなと焦りながら飛ばした。
待ち合わせ場所に着くと、娘の横にショートヘアの女の子がいた。
よく話題に上がる新しい友達だとすぐに分かった。
娘を乗せ私はピアノの先生の自宅へと向かった。
友達は別方向に歩いて行った。
友達は歩いて1時間の場所に住んでいるという。
両親は仕事があり、バスも便利な場所には止まらない為、朝夕2時間かけて通っている。

以前から、この友達の事は娘から聞いていた。
小学校でいじめにあっていた事、酷いアダ名をいくつも付けられた事、今も同じ小学校から来た子達から好かれていないこと、グループチャットに入れようとしたら、他の女子から入れるなと言われた事…
また、娘の小学校時代の友達女子からも、あの子は嫌いだ、何故付き合うのかと言われたりしていると聞いた。

娘には理由がわからないと言う。
何故にそれほど自分の新しい友達が小学校時代の同級生から好かれていないかがわからないと言う。

私は迷ったが、「何で嫌いなのか聞いた?」と娘に尋ねた。
娘は静かに泣いた。
聞いてはいけなかったと私は反省した。
娘は「聞いてない。聞く気もないし、私は一緒にいて楽しいからいる」のだと言った。

新しい友達の住む場所は、同じ小学校から60人近い児童が同じ地域から通っている。
車で送ってもらえる環境にある子供、友達と待ち合わせて歩く子供、そうでない子供もいる。
新しい友達は毎日一人で通い、帰る。

娘なりに心を痛める事があるのだと察する。
しかし、それは聞きすぎてもいけない。
本当は酷いアダ名だって理由だって、耳にしていると思うが、自分の口からその酷い言葉を発したくないような感じが私にはした。
「自分の友達やから、自分で判断したらエエよ。60人と合わなかっただけかも知らんし」とだけ私は言った。
娘は「私もそう思う」と言った。

まあ、そのうち色々分かってくると思う。
私も娘も。
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Source: イギリス毒舌日記