知り合いが亡くなった。
先週日曜日、胸が痛み苦しいからと救急外来に駆け込んだ。
医師は、彼女がまだ30歳であることと、肥満体型であることから、誰にでもある神経痛だと判断、心配ないと説明した。

痛み止を飲むよう言われたが、ただの胸の苦しみではないと訴えた。
検査してくれないかと付き添いの夫が頼んだが、30歳で心筋梗塞など稀だと言われ、ならば痛みが取れるまでいさせてくれと頼み、救急の処置室で苦しみに耐えながら横になっていた。
その間誰も見に来ることは無く、5時間後に彼女は亡くなった。
心筋梗塞だった。

呼吸するには苦しい胸と左肩の痛みを神経痛だと判断した医師に対し、家族は説明を求めたが適切だったと回答。
まだ12歳、9歳、4歳の子供を残しての死である。

これを聞くとイギリスやカーライルの病院はアカンやんかと思いがちであるが、正直なぜ検査しなかったのかと思う。
亡き義母は過去2回心筋梗塞になった。
最初は10年前である。
救急で行き検査の結果カテーテル手術で良いと判断されカーライルの病院で手術した。
私もこの時知ったのであるが、カーライルの病院ではカテーテル手術は受けられるが、バイパス手術は心臓外科がある隣の都市ニューカッスルの病院までいかねばならない。

2度目の心筋梗塞はロックダウン中で、バイパス手術しか適応しないと判断されニューカッスルの病院のベッドが空く迄カーライルの病院で1週間程入院したが、入院中に2度の心筋梗塞を起こし、もうこれ以上待てないとカーライルの病院がニューカッスルの病院に訴えてくださり、なんとか年前に手術を受けることができた。

そんな経験から、私は心筋梗塞には迅速に対応してくれるイメージしかなく、しかしそれは義母が60歳を過ぎていたから心筋梗塞を疑ったのかと、知り合いのケースを考える。
来週、葬儀である。
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Source: イギリス毒舌日記