今日は夫がハーフマラソン大会に参加した。
毎年参加しているカンブリアハーフマラソン大会である。
参加費は決して安くないが、近隣の人が参加する大会で、フルマラソン大会も別日である。
走るコースはカーライル城から田舎の牧場がある田舎道をただひたすら走り、また城がある公園にゴールするコースである。
去年参加した際、ロックダウンが明けて以来最初の大会とあって、参加者が殺到した。
しかし、大会組織委員会が用意したスタッフは通常の3分の1であった為、まず受付で大混乱となり、参加者全員が受付を終わらぬままスタートさせてしまった。
ここで、まず大モメである。
次に道に何メートルごとに立ち、案内や人員整理、車の整理をせねばならないスタッフが滅多に見かけない程の人材の少なさであった為に、先頭集団の一部が道に迷う事故が起き、何と参加者の3分の1のランナーが5時間道に迷うという前代未聞の出来事が起きた。
牧場に360度囲まれた田舎道に標識など無く、だからこそスタッフが立たねばならなかったはずが、そこにはいなかった為にランナー達が違った道に行ってしまったのだと考えられる。
夫は何度も参加しているから迷うことなくゴールしたが、先頭集団が戻っていないと言う大混乱に加え、激怒した迷ったランナー達がゴールせずに帰宅した事で、大会組織委員会にクレームが殺到。
大会組織委員会は「金は返さない」とし、しかし来年の大会は今回の参加者のみ無理にするとした。
そんな流れの今年の大会である。
スタッフの数よりも、木にくくり付けてある看板がかなり多かったらしい。
何故に去年それを面倒がったのか‥
とにかく今年は迷子者無し。
Source: イギリス毒舌日記