私が住む地域は、もともと30分に1本、町に行くバスがあった。
違うバス会社2社が30分ごとに運営していた。
が、数カ月前から1社が撤退、後の1社も人材不足とガソリン値上げなどにより、朝9時に1本、夕方5時に1本だけとなった。
土日祝は走らない。

私は日頃、車必須で生活しているからバスの影響は無いが、たまたま友人がバスに乗ってうちに来る際、バスの時刻表を携帯で見た事があり、この15年以上時刻表が変わらなかったバスの本数が激減している事を知り驚いた。
30分に1本あったバスが1日2本になっている。
バスに乗る人達はどないしはるんやろ‥

バス停には張り紙一つないし、古い時刻表しかない。
携帯を見ない老人などは、一日2本になった事をどう知るのだろうか‥
そんなある日の朝10時過ぎ、私は町に向い運転していた。
途中のバス停で、おばちゃんがバスを待っていた。
朝9時が1本、次のバスは夕方5時て知らんのちゃうか‥
私は車を停車させ、おばあちゃんに伝えた。
やはり知らなかった。
「いつから?」とおばあちゃんは聞いた。
私もいつからなのか正確には知らないが、知ったのは7月位だったはず。
私は「町に行きますので、町に行くなら乗られますか?」と聞いたが、おばあちゃんは「近所に娘が住んでるから、娘に頼むわ、有難う」と言いバス停を去った。

そうして昨日、たまたまカーライルの役所に行く用事があった。
駐車違反の切符を切られてしまったので、罰金を払いに行ったのである。
支払いしながら、私はバス停の時刻表を張替えないと、老人達は知る由もない事、また困っている老人がいましたよと伝えた。
すると担当のおばちゃんが「人材不足やから、する人がおらん」と言った。

「駐車違反の取り締まりは金になりますしね」と切符を切られた私は嫌味を含んで言ったが、おばちゃんは「そういう事!!」と笑った。
朝は既に7度と冷え込むカーライル。
バスが来ると信じて待つ老人に心が傷まないのだろうか‥
このおばちゃんに言うてもしゃーないが‥
人気ブログランキングへ
Source: イギリス毒舌日記