先日、日野自動車が20年以上に渡って排ガスデータを改ざんして

エンジン型式申請試験で不正を行っていたことが報道されました。

三菱自動車においても燃費値測定試験において不正が行われて

いたことが発覚していますし、過去にリコール隠しが何度も有ります。

日医工が出荷試験で不適合となった製品を再粉砕・再加工した後で

試験を行ったりしていたことが判明し、本来の手順として認められて

いない不正な対応が2011年頃から10年も続けられていましたww。

 過去に日本企業の検査データ改ざんや、法令違反は内部告発等に

よって枚挙にいとまがない状況ですが、先日東洋経済オンライン

報じたニュースによれば、大手中古車販売業者であるビッグモーター

の保険金不正請求問題に関して、組織的に行われている可能性が

あるにも関わらず、損保ジャパンだけが詳しい調査もしないまま幕引

きをして他の大手損保2社を出し抜いて1社だけ取引を続けている

ことが問題視されています。

東洋経済の記事によると「損保ジャパンは不正請求された保険金の

返還や、不正請求の対象になった車両の持ち主への経緯説明を、

ビッグモーター側に求めてすらいない段階で事故車の修理紹介を

再開している。

コンプライアンス(法令順守)軽視、顧客軽視という批判を受けても

仕方がない状況を、自ら招いているように映る。」とコメントしていて

まさにその通りだと思われます。

 おそらく、損保ジャパンにとってはビッグモーターは自社の大口

代理店であり、年間数十億単位の保険料をもらっている取引先と

いう関係にあります。

本来なら損害範囲を超えた過剰修理はいわば保険金詐欺に当り

ますので厳正に事実確認をし、悪質な場合は保険代理店契約を

解除することや刑事告訴、過剰に支払った保険金の返還を求め

るべきだと思います。

 このような過剰修理や不正請求は、将来の保険料値上げに直結

しますので善良なる大多数の契約者の為に厳格に対応すべき事案

だと言えます。

先日もブログで書きましたが、いまだに保険金を支払う際に営業的

に支払うとか政治的に支払うという言葉がまかり通っているといい

ますからそろそろ忖度して支払う文化は改めるべきだと思います。

 
Source: 吉川英一オフィシャルブログ-低位株・不動産投資で会社バイバイ、リタイアして毎日が日曜日。不動産業ブログ!